ラオスの新幹線に乗りました
ラオスの首都ビエンチャン都から、ルアンパバーン県まで新幹線で移動しました。
いままでは車で12時間かけての移動でしたが、新幹線だと2時間ちょっとで着いてしまいます。
早く着けるのはうれしいのですが、車でのんびりと風景を見ながらの移動も好きです。
こちらがルアンパバーン駅に入る、新幹線です。鉄道好きの皆さま、ラオスにおいでください!
ルアンパバーン駅に入る新幹線の動画はこちらから
https://youtu.be/9FpdjeOLcHE?si=LT0WRxwxLUcJJph7
手前からラオス事務所スタッフのソンパン、鎌倉、そしてミンです。
(鎌倉)
ラオスの図書館利用者と図書館員のために
日本のみなさんは図書館に行って本を探すとき、まずは館内にある図書検索用PCを使って、データベースを検索するのではないでしょうか。
では、ラオスの図書館は…?
エファジャパンは、ラオスの国立図書館と協働で、県立図書館へのシステムの導入をしています。
今回、昨年12月にシステムを導入したルアンパバーン県立図書館に、現状の視察と、追加の技術指導のために赴きました。
図書館員が、貸出作業の練習をする動画をご覧ください。
https://youtu.be/RvhB9K-hb6Y?si=jtH0OX6D71PsSxzw
ラオス国立図書館では、重点施策のひとつとして「公共図書館のサービスの質向上」を掲げています。
サービスの質向上のために、利用者の利便性を高めるだけではなく、図書館員の業務が円滑に行われる環境を整える必要があります。
エファジャパンは、ラオス国立図書館・ラオス情報文化観光省と協働し、県立図書館への図書管理システムの導入を支援しています。
今年度は、まち全体が世界遺産であるルアンパバーン県立図書館への導入を行いました。
図書館の外にも本が置かれています。
世界遺産の街なので、外国からの観光客もたくさんいらっしゃるからか、英語など外国語の本も充実しているのが、この図書館の特徴です。
ラオスの伝統的な織物の布を使った、本を入れる袋もありました。
図書管理システムが導入されていない図書館では、利用者は読みたい本や必要な情報が書かれた本を探すために、図書館員に尋ねるか、自分で目録をみて探す必要があります。
図書館員は貸出の際、本のタイトルや利用者名をノートに記録していますが、貸出や返却の作業が手書きのため、その照合に時間がかかります。
そのため、図書館員は他の業務(選書、児童サービスの充実化等)に充分な時間を割けない現状があるのです。
上の写真は、システム入りのPCを前に、動作確認をするラオス国立図書館の職員です。システムについての話だけではなく、日々の業務の悩みややりがいの話も聞きました。
利用者の負担の軽減、図書館員の業務時間が改善され、よりよい図書館サービスが行われるよう、エファは支援をしていきます。
子どもたちが「自分ものがたり」を描ける社会に
エファの実現したいビジョンは、「すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し『自分ものがたり』を描ける社会」です。
パートナーの皆さまには、エファと共に歩んでいただきながら、子どもたちの成長や社会の変化を見守っていただきたいと思います。
また、アジアの子どもたちと支え合い、共感し合い、理解し合うことを通じて、皆さまご自身の「自分ものがたり」も描いていただくことを目指しています。
パートナーからの寄付金は、その時々に最も必要な事業・活動へ使わせていただきます。
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