日本語が母語でない方や障害がある方のためにできることを
1月1日の能登半島地震にてお亡くなりになられました皆さまに、お悔やみを申し上げますとともに、お怪我をされた方々、被害にあわれた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
また1月2日、羽田空港で発生した航空機事故により、能登地震対応職務中の海上保安官がお亡くなりになるという悲痛な報せを受けました。
5人の方々のご冥福をお祈りするとともに、ご家族に衷心よりお悔やみを申し上げます。
エファジャパンは、日本語が母語ではない方、また障害がある方向けに情報提供による支援をしております。
このメルマガでも、該当ページについてお知らせします。もしお困りの方がいらっしゃいましたら、この情報を届けていただけないでしょうか?
皆さまの力をお貸しください。どうぞよろしくお願いいたします。
3種類の情報を提供、更新中
大きな災害が起きるたび、障害者や外国人が「情報弱者」となり、適切な支援が受けられないケースが見られます。
情報弱者が「災害弱者」となる。そのループを断ち切るため、情報の拠点である図書館や、障害児への福祉支援をアジアで行ってきたエファジャパンは、「適したかたちで情報を届ける支援」を開始しました。
現在、下記の3種類の情報を更新しています。
1. 地震についての情報のまとめ 〜 日本語が母語ではない方へ
2. 障害者の方へ
3. 【自治体の皆さまへ】避難所立ち上げ・運営時に使用できるポスターなどのツールの紹介
情報は生き物です。常にアップデートが必要です。
追加情報などがありましたら、大歓迎です!
このメルマガをご覧の皆さまで、他の情報をお持ちでしたら、事務局のメールアドレスまでお知らせください。
エファジャパン事務局のメールアドレスはこちらです。
情報がなくて困っている日本語が母語ではない皆さんへ、役立つ情報をまとめて、伝えているサイトです。
エファのウェブサイト自体も、日本語のほか17言語に翻訳ができる機能を有しています。ぜひご覧ください!
※翻訳ができます
また上記のウェブサイトにある情報を、チラシやポスターとしてご活用いただけるよう、デザインデータをダウンロードできるようにしました。
避難先、公共施設などで配布、掲示いただきますよう、ご協力お願いいたします。
避難所の立ち上げ、また運営時に使用できるポスターなどの媒体が載っているメディアを紹介します。
ぜひご活用ください。
エファの事業地であるカンボジアやラオスから、メッセージが届いています。そのメッセージを紹介します。
障害がある子どもたちが放課後に通う学習スペース「チルドレン・スタディ・クラブ」のパック・ギギさんからメッセージが届きました。
■YouTubeの日本語訳です
こんにちは。私の名前はパック・ギギです。
私はCADDPが運営するチルドレン・スタディ・クラブに通っています。スタディ・クラブはカンボジアにあります。
私は、心が はり裂けるほど悲しいです。
日本の皆さまについて、話を聞きました。とても大きな地震が起こったのですね。
私は、日本が守られることを、神様に祈ります。
そして、地震の被害にあわれた日本のすべての皆さまに、お見舞い申し上げます。
ありがとうございました。
■YouTubeはこちら(クメール語)
ラオスで協働事業を行っているアジア子どもの家財団からメッセージが届きました。
■YouTubeの日本語訳です
今回の大地震で被災された日本の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
共に皆様のご無事でいることをお祈りいたします。
私たちは何もできないのですが、ラオスから応援しています。
ニッポンがんばれ!
■YouTubeはこちら(ラオス語)
■YouTubeの日本語訳です
サバイディー(こんにちは)。
ビエンチャン都立図書館館長 ブンローム・パーンピラウォンと申します。
ビエンチャン都立図書館の館長ならびにラオスの人々を代表して、北陸地方で起きた最近の地震で壊滅的な被害を受けた方々に、深い哀悼の意を表します。
この悲劇で命を失った方々、家族、そして愛する人たちへ、私たちの思いと心からの哀悼の意が届くよう願っています。
この困難な時に、私たちは手を取り合い、この悲しみを分かち合い、困難を共に乗り越えるために、この気持ちを共有させていただきます。
日本は、予測不可能な自然災害に頻繁に直面する国ですが、この試練から、間違いなく、より強く生まれ変わるでしょう。
この災害の影響を受けた方々の回復が迅速でありますように、そして日常が早く戻ってくることを祈っています。
ニッポンがんばれ!
あなたは一人ではありません。私たちはあなたの側に立っています!
コープチャイ(ありがとうございます)。
■YouTubeはこちら(ラオス語)
子どもたちに「命と心の栄養」を
開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られています。その割合は、毎年出版される本の中で、わずか1%以下と推定されます。
世界盲人連合(WBU)は、この状況を「本の飢餓(book famine)」と名付けました。エファの活動地カンボジアでは、過去30年に及ぶ内戦で学校や図書館が閉鎖され、書物は焼かれました。
子ども向けの本もゼロから作り直さなければならず、障害児のための教材は皆無に等しい状態です。
本は命と心の栄養です。
本がなければ基礎的な読み書きを学べず、生活に必要な情報が届きません。本を読んでさまざまな価値観や文化に触れ、想像力を養うこともできません。
エファは「本の飢餓」をなくし、子どもたちがみずから生き抜く力と、豊かな心を育むための活動を続けています。
歳末募金のご支援は、『どんな困難な状況にあっても、未来を拓きたいと願う子どもたち』の教育支援に使わせていただきます。
下記SyncableのURLをクリック、もしくはQRコードを読み込むと、クレジットカードからの寄付サイトへ移動します。スマートフォンからのご支援も可能です。
エファジャパン歳末募金2023
専用サイト:
https://syncable.biz/campaign/4950
特定非営利活動法人エファジャパン
発行人:伊藤道雄
〒102-0074 東京都千代田区九段南3-2-2 九段宝生ビル3階
TEL:03-3263-0337
FAX:03-3263-0338
E-mail: info@efa-japan.org