こんにちは。海外事業担当の鎌倉です。
10月24日(火)、25日(水)、パシフィコ横浜で開催された図書館総合展にはたくさんの方にブースにお立ち寄りいただき感謝の限りです。
カンボジア、ラオスでの活動について熱心に聞いていただきました。また用意した資料も2日目のお昼過ぎにはなくなり、うれしい驚きでした。
エファは今後、日本での事業の調査も始める計画です。
日本の図書館員、図書館関係者の皆さんと、国内外を問わず、すべての子どもたちが自分ものがたりを描ける社会づくりのためにご一緒できれば幸いです。
また図書館総合展で配布した「着なくなった洋服を捨てればごみ、エファに送れば、絵本に生まれ変わる」のチラシが大盛況で、今続々とお申し込みをいただいております!
ありがとうございます。
11月に入り年末までもうすぐ。是非ご活用ください。
リサイクル募金「ぐるりと。」衣類で寄付
専用サイト:https://brand-pledge.jp/associate/efajapan
(海外事業担当 鎌倉幸子)
子どもたちの未来を守るために
パレスチナ支援を行ってきた日本のNGO4団体が、イスラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止を求めて、日本国外務省に要請文を送りました。
日本のNGOによる外務省への要請文:イスラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止への働きかけを求めます
以下、事務局長の関尚士のメッセージです。
未来を拓きたいと願う子どもたちが、安心して生きられる環境を、さまざまな価値観と文化に触れながら、その多様性を豊かさとして捉え、共に生きることのできる社会を創造していく
関わるすべての人々に対して、武力行使の即時停止を強く求め、国際社会とともに対話による収束への試みを要請します。
2023年10月16日
特定非営利活動法人エファジャパン
事務局長 関 尚士
エファは紙の本を大切にしながらも、デジタルを活用した教材の開発を進めています。
カンボジアやラオスに限らず、紙の本を問題なく読める人もいれば、本というかたちがその人に適していないため、読書が困難な人もいます。
学校や図書館においてデジタルを使うことで、障害者が情報やリソースにアクセスする際の困難さを軽減し、適したかたちでの情報の提供を可能にします。
以下に、デジタルを活用したサービスの重要性についてまとめました。
アクセシビリティの向上
デジタル技術を活用することで、視覚障害者や聴覚障害者、身体的制約がある人々など、さまざまな障害を持つ人々が図書館の資源にアクセスできるようになります。
デジタル書籍やオーディオブックの提供、音声読み上げソフトウェアや、点字ディスプレイの利用など、異なるニーズに対応した機能をもった資料や資料を読むためのツールを活用することで、アクセシビリティの向上が図られます。
情報の多様性の向上
デジタルを活用した障害者サービスを通じて、障害者が情報やリソースにより、多くの形式でアクセスできるようになります。
これにより、書籍や文献、情報資源の多様性が向上し、障害者も健常者と同じ情報にアクセスし、知識向上や文化的な活動に参加することができます。
1999年に国際図書館連盟は、「lFLA/図書館と知的自由に関する声明」を出しました。
その中で、障害の有無にかかわらず「人が知識、創造的思考、および知的活動を表現したものにアクセスし、また自分の見解を公然と表明できる基本的な権利を有すること」を宣言しています。
リモートアクセスの提供
デジタル技術は、障害者にとっての移動の制約を軽減する助けとなります。
図書館がデジタルリソースを提供することで、障害者は自宅や他の場所からでも情報にアクセスできるようになります。これにより、交通や移動の問題によるアクセスの制約を取り除き、情報の自由な利用が可能になるのです。
ラオスでは各県に県立図書館が1館しかありません。図書館から遠くに暮らしている人への情報提供としてデジタルの可能性を模索しています。
支援ツールの利用
デジタル環境では、障害者向けの支援ツールやソフトウェアを利用することができます。
例えば、音声読み上げソフトウェアや画面読み上げソフトウェアは、視覚障害者や読み書きに困難がある人々がテキストを聴取するのに役立ちます。デジタル技術の活用により、さまざまな支援ツールを利用した読書や情報の活用が可能になるのです。
デジタルを活用することで、障害者の情報へのアクセスと参加を促進し、包括的な情報サービスを提供することができるようになります。
例えば、カンボジア語のデジタル資料をつくりインターネットで提供すれば、日本で暮らすカンボジアにルーツを持つ人たちにも見てもらえます。
このように障害者サービスを超えて、外国ルーツの子どもたちの教育支援のツールとして使うことができないか、エファは研究を重ねています。
「衣類」で国際協力しませんか?
エファのリサイクル募金「ぐるりと。」では、物品の買取額がご寄付になります。
このたび、「ぐるりと。」のメニューに、衣類が加わりました。
大掃除の前から洋服の整理を始めませんか。洋服を捨てればごみになりますが、エファに送っていただければ、日本の専門業者を通じて換金され、アジアでの支援活動に大事に⽣かされます。
引越し、断捨離、大掃除などで自宅をすっきりさせて、新たな生活習慣で心もすっきりできるはず!
不要な物をお手元に眠らせたままにするのではなく、また、そのまま捨ててしまうのではなく、気軽な国際協力の一歩を踏み出してみませんか?
リサイクル募金「ぐるりと。」衣類で寄付
専用サイト:https://brand-pledge.jp/associate/efajapan
段ボールに詰めて送るだけで寄付になります(送料無料)
使わなくなった衣類は、「Brand Pledge」というサービスを通じて、買取価格が寄付になります。
買取価格に関わらず、1件のお申込につき300〜500円の寄付が上乗せされます。
ご寄付は、本の飢餓に苦しむラオス・カンボジアの障害がある子どもたちへバリアフリー図書を届けるための活動に役立てます。
服やバッグが支援に変わる仕組み
Brand Pledgeは、ブランド品買取サービスの「ブランディア」と寄付プラットフォームサービス「Syncable」が運営する、ファッションアイテムの買取寄付サービスです。
送られるアイテムを、ブランディアが査定・買取。買取額が、団体への寄付に変わります。
<買い取られるアイテム例>
・洋服、古着
・バッグ
・靴
・財布
・ファッション小物(ハンカチ、タオル、スカーフなど)
多少の汚れや傷があっても、使用するのに難がない程度であれば問題ありません。
例えば、軽度な変色やシミ、スレ、ほつれ等がある商品でも寄付ができます。
※買取できないもの
使用困難なシミやダメージがあるもの、下着、壊れた時計、度入りメガネ、使用した水着、子ども服等についてはお取り扱いできません。ご注意ください。
お申し込み方法
送料は無料です!
まずは、以下のフォームからお申込みください。
専用の段ボール箱が届きます。アイテムを詰めて、無料で集荷依頼ができます。
リサイクル募金「ぐるりと。」衣類で寄付
新エファパートナー制度がスタートしました!
エファは、「本の飢餓(Book Famine)」をなくすための取り組みをさらに前進させていくため、2023年4月から現在の『エファパートナー』を新たにし、マンスリーサポーター制度としてリスタートしました。
▶特設サイトはこちらから
https://www.efa-japan.org/partner/
エファの実現したいビジョンは、「すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し『自分ものがたり』を描ける社会」です。
パートナーの皆さまには、エファと共に歩んでいただきながら、子どもたちの成長や社会の変化を見守っていただきたいと思います。
また、アジアの子どもたちと支え合い、共感し合い、理解し合うことを通じて、皆さまご自身の「自分ものがたり」も描いていただくことを目指しています。
パートナーの皆さまからの寄付金は、その時々に最も必要な事業・活動へ使わせていただきます。
▶特設サイトはこちらから
https://www.efa-japan.org/partner/
特定非営利活動法人エファジャパン
発行人:伊藤道雄
〒102-0074 東京都千代田区 九段南3-2-2 九段宝生ビル3階
TEL:03-3263-0337
FAX:03-3263-0338
E-mail: info@efa-japan.org