こんにちは。海外事業担当の鎌倉です。
月に一度、カンボジアとラオスと日本をオンラインでつなぎ、事業の進捗状況の確認の会議をしています。
新型コロナウイルス感染症の影響のためか、カンボジアやラオスでもインターネット接続の環境は、以前と比べるとよくなったように思えます。
それでもいまの雨季のシーズンになると、大雨を降らすスコールや雷の日には、突然、途切れることも…。
そういえば、もう2年近く前、ラオスとのオンライン会議中、インターネット接続の状況が悪くなった時に「急いで窓を開けて!」と、みんなが部屋の扉や窓を開けはじめました。
確かにそのあとの会議は、インターネット接続が落ちることなくスムーズに進みました(笑)。
(海外事業担当 鎌倉幸子)
「個別教育計画」実現のために
ラオスの首都ビエンチャンで障害児を受け入れる先として指定されているパサイ小学校とサパントング・ヌー小学校の教職員、そしてラオス国立図書館の職員を対象とした研修会を開催しました。
・サパントング・ヌー小学校:全校生徒94人(内、障害児32人)
・パサイ小学校:全校生徒55人(内、障害児17人)
研修会は8月21日(月)から25日(金)まで、5日間に渡って行われました。
内容は子どもと人権、障害の種類、健常児と障害児が一緒に学ぶ学校のなかでの教授法、障害の種類別に適した教材について。
障害児を考慮した学校の計画と個別教育計画(IEP、Individualied Education Program)の策定を学びます。
今回このワークショップのデザイン、運営をしていただいたのはラオスで長年障害者支援を行っているAid Children with Disability Association (ACDA)のトレーナーの皆さんです。
学校や図書館の職員も、このような専門的な研修を受けるのは初めてとのこと。
「新学期が始まる前にしっかりと学ぶ」という意気込みの中、両学校の教職員が参加してくれています。
またラオス国立図書館の職員も、「障害児へのサービスの質の向上のために」と積極的にノートを取られていました。
9月1日からラオスの小学校は新学期を迎えます。
「個別教育計画」という子どもたち一人ひとりにまなざしを向けた計画ができ、また実際に活用されることを願ってやみません。
研修会の後も、この学びがカタチになるよう、モニタリングなどを通じてフォローアップしていきます。
子どもたちの夏休みの「自分ものがたり」を彩る体験を
前のメールマガジンでいま図書室の壁に子どもたちが絵を描いている記事を書きました。
こちらが計画をしている絵のデザイン。
こちらがいま現在の制作状況です。あと少し!?
すごく上手に描いています!また報告させてください!
新エファパートナー制度がスタートします!
エファは、「本の飢餓(Book Famine)」をなくすための取り組みをさらに前進させていくため、2023年4月から現在の『エファパートナー』を新たにし、マンスリーサポーター制度としてリスタートしました。
前のメルマガでお知らせしたところ、早速、お申し込みをいただきました。ありがとうございます。
▶特設サイトはこちらから
https://www.efa-japan.org/partner/
エファの実現したいビジョンは、「すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し『自分ものがたり』を描ける社会」です。
パートナーの皆さまには、エファと共に歩んでいただきながら、子どもたちの成長や社会の変化を見守っていただきたいと思います。
また、アジアの子どもたちと支え合い、共感し合い、理解し合うことを通じて、皆さまご自身の「自分ものがたり」も描いていただくことを目指しています。
パートナーの皆さまからの寄付金は、その時々に最も必要な事業・活動へ使わせていただきます。
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特定非営利活動法人 エファジャパン
発行人: 伊藤道雄
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