開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本の中でわずか1%以下と推定されます。
エファは紙の本の購入はもちろん、カンボジアとラオスでデジタル図書を開発して、障害がある子どもたちを中心に届けます。また子どもたちの学びの場となる図書室を整備しています!
日本には、PrexTalkやChattyInftyなどのマルチメディアDAISYを製作するソフトがありますが、カンボジアやラオスにはありません。
※マルチメディアDAISYとは:視覚障害者・肢体障害者・聴覚障害者・学習障害者・寝たきりの人等様々な人が利用できる、アクセシブルなデジタル図書です。読み上げられている音声を聞きながら、読んでいる箇所がハイライトされたり、写真や絵を同時に見ることができます。
使い勝手の良い便利な専用のマルチメディアデイジーリーダーアプリもありますが、有料であったり、多言語に対応していないものも多いのです。
無料であること、そして現地で使用されているAndoroidタブレットやスマートフォン、もしくはWindows PCで使用できるアプリを使用していく必要があります。
カンボジアとラオスの人たちが「誰でもつくれて、誰でも使える」教材を開発したいと考えています。
現時点では、モバイル端末には”Dolphin Easy Reader”、PCには”Thorium”を使用して試行していますが、細かな不具合(不自然な表記、句読点の不認識等)があり、引き続きの改善が必要ですが、エファがラオス語、クメール語(カンボジアの母語)でどのように教材を開発しているのか、お伝えします!
1つ30分の短いセッションを3回行います。お昼休みにどうぞ。
また、お申込みいただいた方には後日視聴もいただけるようにします。
日時:
■2024年7月1日(月)12:30-13:00
【STEP1】ワードで原稿を作成
■2024年7月3日(水)12:30-13:00
【STEP2】DTbookへの変換【Word】
■2024年7月4日(木)12:30-13:00
【STEP3】DTbookからDaisy3へ変換
【STEP4】リーダーで読み上げ
会場:オンライン
お申込みいただいた方にZoomのリンクをお送りします。
登壇者:
関尚士(エファジャパン 事務局長)
鎌倉幸子(エファジャパン プログラムマネジャー)
これらの4つのステップがYouTubeになっています。当日はこれをご覧いただきながら説明をする形で進めます!事前にご覧いただくのも大歓迎です。
【STEP1】ワードで原稿を作成
【STEP2】DTbookへの変換【Word】
【STEP3】DTbookからDaisy3へ変換
【STEP4】リーダーで読み上げ