エファジャパンが支援してきたベトナム・ハイフォン市で、障害者の自立生活運動を行う「ハイフォン市生活独立クラブ」のメンバーであり自身も下肢に障がいを持つホアさんから先週末、最新情報が届きました。
ベトナムでは当初から、新型コロナウイルス感染症のコントロールが比較的効果的にできており、世界的にも高い評価を得てきました。現在までに、累計1307名の陽性者が確認、35名の方々が亡くなっています。(データはWHO:世界保健機構より。2020年11月24日現在)入国制限が緩和されたことを受け、日本で看護師や介護福祉士として働くことを目指すベトナム人64人が11月9日に日本に到着しています。
ホアさんは、「ベトナムでは今のところ、大きな新たな感染拡大の波は来ていません。基本的に安全です。陽性者が確認されることもありますが、全員が他の国から来て隔離されている人々です。日本国内の感染拡大を心配しています」と、ハイフォン市内の写真とともにメッセージを送ってくれました。
各国の状況は様々違いますが、感染が広がっている日本国内にいる私たちは、これまで支援してきた国々から、多くのことを学ぶべき時なのではないでしょうか。一方的ではない、真の意味での「国際協力」について考える必要があると感じています。