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2020.11.04 更新

【ラオス】自治労東海地区連絡協議会のご支援でナーハンケー村小学校図書室に新しい本を届けました

新しい本を熱心に読む児童たち
皆で声をあわせて、「新しい本をありがとう!」
校舎の前に勢ぞろいする児童たち
「自治労東海地連」寄贈のサインボード
マー・ラー君

「たくさんの新しい本が学校に届きました!新しい本を読むのが楽しみです。本は僕の勉強を助けてくれます。本をたくさん読むことで、僕は世界を知ることができます」と、話してくれたのは、ラオスの首都ビエンチャンから約530km南東に位置するサワンナケート県にあるナーハンケー村小学校のマー・ラー君(4年生)です。同村は県の中心地からさらに約135キロ離れた高地にあります。

ナーハンケー村小学校の現在の校舎は、自治労東海地区連絡協議会(自治労東海地連)のご支援により2015年に建設されました。新校舎建設時に図書室も開設され、同地連からはその後も継続的にご支援をいただいています。本年も、児童向け図書174冊、本棚2組、そして図書室に必要な文房具一式の購入をご支援いただき、10月12日にエファ現地スタッフのソンパンが届けました。

チンダ・パサバット先生

5年生の担任でもある図書室担当のチンダ・パサバット先生は、「図書室ができてから児童が明らかに変化したと感じています」と話してくれました。「『新しいことを知ることができるのが楽しい』、『図書室ができてから勉強するのが楽しくなった』という児童の声をよく耳にします。 児童が楽しそうに本を読んでいるときに見せてくれる笑顔が私の元気の源です。図書室の扉を開くことは、子どもたちの可能性を拓(ひら)くことです。これからも図書室の担当として、子どもたちに喜びや学習の機会を提供できるように、一生懸命努めていきます」と、生き生きとした表情を見せてくれました。

本年3月から7月までの5カ月間、サワンナケート県知事の指示により、タイへの出稼ぎより戻った人たちからの感染拡大を防ぐために、同小学校の校舎は、「新型コロナウイルス感染症コントロールセンター(伝染病予防センター)」として使用されていました。 この期間中、児童は自宅待機・自宅学習となり、先生たちが家庭訪問をして児童の学習の進捗を確認しながら、個別指導を行いました。 8月以降、学校は再開されています。 

自治労東海地連の皆様のご支援は、着実に、ラオスの子どもたちの未来を拓(ひら)き、彼らを世界と結びつける礎(いしずえ)となっています。継続的なご支援に心より感謝いたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

※こちらより、動画を視聴することができます。
https://www.youtube.com/watch?v=TqTR3N_BoGo