自治労大分県本部にご支援いただいているカムワンCCCが移転することになりました。現在カムワンCCCがあるのは小学校の敷地内ですが、そこに新たに中学校と高校が建設されることになり、カムワンCCCの建物は取り壊されます。そこで、カムワン県ではCCCを空き家になっていた別の建物へ移転することにしました。
この空き家になっていた建物は、以前の入国管理・税関の事務所です。カムワン県はタイと国境を接しており、以前はメコン河をボートで渡り入国する方法が主流でしたが、最近タイと結ぶ橋が建設されてからは橋での入国が主になりました。それに伴い入国管理・税関の事務所も橋の近くに移転したことから、旧事務所が使われないままになっていました。
CCCが引越しする先のこの建物は、今の場所から1kmほど離れてた場所にあります。現在のCCCよりも新しく、大小のホールと合わせて9個の部屋を備えた2階建ての総面積は現在のCCCの1.5倍はあるように見えます。
CCCのスタッフに案内され新しい建物を見に行った時は傷んでいる部分もかなりあり修繕が必要な状態でしたが、引越し前にはきちんと全て直し、自治労大分県本部からご寄付いただいたホールの大きな鏡を含む備品も全部移設するとのことでした。
広い場所に移ることで活動もこれまで以上に活発になることが予想され、所長をはじめスタッフもみな期待に胸をふくらませている様子が伺えました。