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2011.08.30 更新

書き損じハガキでベトナムにリハビリ機器寄贈

2010年度中に集まった書き損じハガキでの支援、最後のひとつを完了しました。今回の支援先はハイフォン市中心部から15kmほど郊外に位置するキエンアン・リハビリテーションセンター。ここには、ベトナム北部から常時50~70人の障がいを持った人々が集まりリハビリに励んでいます。そのうち20人前後が15歳以下の子どもですが、学校が休みになる6月~9月は子ども達が各地から集まり一時的にこのセンターへ入所するため、多いときでは子どもだけでも40人ほどになります。 
 
ハイフォン市はここを市内のリハビリセンターの中核にしたいと考えており、エファジャパンの現地パートナーであるハイフォン市児童保護基金からも支援先として検討するよう要請がありました。現在エファジャパンではベトナムでの障がい児支援を開始しており、慢性的な財政難に陥っている同センターを支援することで、地域の障がい児が活動する場を充実できると考えました。

今回ハガキの資金で寄贈したのはセンターから希望が出ていた頚椎牽引器、自転車エルゴメーター、赤外線治療器、低周波治療器、ハンドマッサージ器です。これらは1984年にこのセンターが設立されて以降、自費で購入することが難しかった新たなリハビリ機器です。

センター所長からは
「当センターはハイフォン市外の患者も受け入れ大きな役割を担っていますが、施設や設備の老朽化で多くの課題を抱えています。今回の支援は患者のリハビリに資するだけでなく、我々職員の励みにもなります。」
との言葉を頂きました。

みなさまからご寄付いただいたハガキで実施できた支援です。本当にありがとうございました。これからも引き続きご協力をお願いいたします。