自治労大分県本部のご支援で実施してまいりました、カムワン・シェンクワン県CCC(子ども文化センター)支援事業の一環として、両県のジュニアリーダー(JL=年少の子ども達をリードし、先生の補佐をする子ども達)を首都ヴィエンチャンにあるドンコイ子ども発達センター(DCDC)に招待して研修を行いました。
DCDCに訪れた子ども達はまず3Rの考えとセンターでのリサイクルの状況を見て回りました。このセンターにはあちこちにリサイクル用のゴミ箱が設置されており、「プラスチック」「ガラス瓶」「鉄」などに分類されて、それを業者に売って活動資金源にしています。
その後、DCDCの支部である3センターの子ども達も参加し、全部で6センターの子ども達とラオス国立大学社会福祉学部の学生達が参加して一日交流ワークショップを開催しました。シェンクワンとカムワンの子ども達は「子どもの権利研修」で学んだことを他のセンターの子ども達の前で演劇を通じて発表し、リサイクルしたものを使ったクリエイティブな活動の仕方、子どもの権利実践方法と「権利と責任とは」、リサイクルの仕方、ラオス文化の継承など、様々なトピックを1日半かけて学びました。
また、お昼には「パパイヤサラダ作りコンテスト」が開催され、ラオスの典型的で人気のある料理、パパイヤサラダ(熟れていないパパイヤを唐辛子・ライム・魚を発行させたペーストなどと混ぜたサラダ)をグループごとに作って「プレゼンテーション・衛生・創意工夫・環境・味」など様々な観点から点数をつけて競いました。
今回の研修では、CCC以外のセンターからの子ども達との交流の機会が持て、カムワンとシェンクワンのCCCの子ども達も交流を持つことが出来ました。子ども達は両県に戻って、それぞれのCCCで学んだことを参加できなかった子ども達に伝えていってくれることでしょう。
fromラオス事務所