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エファ通信51号
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みなさま
もう今年も残すところあと1か月余りとなりました。
まだやり残していること、ありますか?
さて、先日、10月に来日していたWFP(国連世界食料計画)事
務局長ジョゼット・シーラン氏の特集番組を観ていた時、番組の中
で彼女が話していたアフリカのことわざが印象に残りました。
それは「早く着きたいなら一人で行きなさい。遠くまで行きたいな
ら誰かと一緒に行きなさい」というもの。確かに、自分でやったほ
うが早い!ことはよくありますが、誰かと共に進むことで、一人で
は到底たどり着けないはるか先まで行くことができる。というのも、
きっと本当だろうと思います。
「だから私は、世界中の子ども全員が、最低でも1日に1杯の栄養調
整粥を食べるという目標のために、様々な関係者と協力してWFP
の事業を進めていきたい」と言っていました。
多くの人と繋がることは時に面倒に思えることもあります。でも、
より大きなものに近づくために、大切なことなのかも知れません。
■■目次■■
○お知らせ○
・エファ設立3周年記念イベント決定!
・バングラデシュ・サイクロン被災者支援募金ご協力のお願い
・会員アンケートまだまだ募集中です
○主な動き○
・インドネシア出張報告
・NTT児童労働撲滅キャンペーンイベント
・寄付をいただきました
○ちょこっトピック○
・12月1日は世界エイズデー
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆映画上映&イーデス・ハンソン対談
-エファ設立3周年記念イベント-
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エファジャパンは2007年10月に設立3周年を迎えました。これを
記念して、映画『それでも生きる子供たちへ』上映と、イーデス・
ハンソン(エファ理事長)×甲斐田万智子(国際子ども権利センタ
ー代表理事)対談イベントを実施します。
【日時】2008年2月2日(土)13:30~17:15
【内容】第一部:映画『それでも生きる子供たちへ』上映会
第二部:対談 エファジャパン理事長 イーデス・ハンソン
国際子ども権利センター代表理事 甲斐田万智子
【会場】シネマ ジャック&ベティ(045-243-9800 横浜市中区若葉町3-51)
【参加費】一般:1,500円
エファ会員:1,300円
学生:1.000円
前売り:1,200円(学生1,000円)
※チケットぴあにて12月10日より発売(Pコード 553-382)
提携コンビニで購入する場合はPコードが必要です
◆バングラデシュ・サイクロン被災者支援募金ご協力のお願い
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2007年11月15日(木)、バングラデシュ南部沿岸地域を中心に非
常に強い勢力をもったサイクロンが直撃、19日の時点で死亡者2,000
人以上、270万人が被災し、損壊家屋は77万戸にのぼるとみられてい
ます。
エファジャパンでは、サイクロン被災者支援のため、バングラデ
シュ現地で30年以上にわたり活動している特定非営利活動法人シャ
プラニールが行う緊急支援活動への資金協力を行うことを決定いた
しました。
11月21日より12月28日までの間、募金を実施いたします。みなさ
まのご協力をお願い申し上げます。
■募金方法
今回の募金は下記口座への郵便振替のみでの取り扱いとさせてい
ただいております。
振替用紙の通信欄に必ず「バングラ募金」とご記入ください。
募金期間 2007年11月21日(水)~2007年12月28日(金)
<郵便振替 口座番号00190-6-723415 口座名 エファジャパン>
◆エファ会員のみなさま、アンケートまだまだ募集中です
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現在今年度の会員アンケートを実施中です。テーマは「エファジャパン
の活動への会員参加」について。前号のエファ通信(50号)にアンケート
用紙(ワードファイル)を添付しております。また、10月24日発送の「えん
ぱわ」にも同封しておりますので、たくさんの会員のみなさまのご協力を
お待ちしております。すでにご回答いただきましたみなさま、ありがとうご
ざいました。回答は12月25日までです。
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆出張報告(インドネシア)
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事務局長大島が、昨年5月の地震発生により大きな被害を受けた
インドネシア・ジャワ島へ、エファジャパン緊急・人道支援活動の
モニタリング、及び今後の支援調査のため出張してきました。
これまでの支援内容は、現地NGOディアン・デサ財団を通じた
パントゥル県の5村(Kebon Agung, Patalana, Srihardono,
Timbulharjo, Sumber Agung)での公衆トイレ65ヶ所の設置と、同
じくアマルタ・インスティトゥートを通じたバントゥル県Canden村
278家族へのトイレ再建用資材の提供で、約600万円を支出しました。
これは、地震により家屋と共に上下水等の衛生施設が破壊されたこ
とにより伝染病などが大規模発生する危険を回避するため、トイレ
設備の再建を重視した活動です。多くのトイレがきちんと手入れさ
れて使われているほか、家屋の再建により使用頻度が下がった公衆
トイレは一部を手足を洗う手洗い場として改修するなどして使用さ
れている様子を確認しました。
ジャワ島支援のための募金は、2007年度に追加で寄付をいただい
たものを含め約1,104万円となり、今年度残り約500万円を追加支援
します。今回の調査で、現地NGOによる実施状況を確認し、今後
の支援もこの2団体を通して行うこととしました。住民からは復興
支援の要望が強く出されており、地域再建のための支援計画を2団
体が立案し、計画書をエファジャパンで検討の上年内に資金提供を
行う予定です。
◆NTT労組「児童労働撲滅キャンペーンイベントin東京」に参加
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11月10日(土)に東京ドーム内ラクーアガーデンで開催された、
NTT労働組合主催の「2007児童労働撲滅キャンペーンイベントin東
京」に参加しました。NTT労組では2004年から「児童労働撲滅キャ
ンペーン」を実施。エファジャパンは2005年より同組合の取り組み
に協力し、今年で3回目のキャンペーン参加となりました。
イベント当日はあいにく雨天となりましたが、悪天候にもかかわ
らず組合員のご家族や一般市民など多くの方が来場し、スタンプラ
リーをしながら各ブースを回って児童労働や世界の子どもたちの問
題について理解を深めていました。エファジャパンもブースでのパ
ネル展示やDVD上映に加え、ステージでの活動紹介の時間もいた
だき、現地の子どもたちの状況やエファの取り組みについて多くの
方に紹介することができました。
ブース出展にご協力いただいたNTT労組の組合員のみなさま、
ブースに立ち寄ってくださった来場者の方々、どうもありがとうご
ざいました。
◆寄付をいただきました
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11月7日、群馬県庁福利厚生事務協力会様から50万円をご寄付いた
だきました。カンボジアスラムの子ども教育支援事業に充てさせて
いただきます。ありがとうございました。
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■12月1日は世界エイズデー
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1988年に、WHO(世界保健機構)が世界レベルでのエイズ蔓延
防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的と
して定めました。日本でも全国各地で様々なイベントが開催される
今年のキャンペーンテーマは“Living Together~大切な人を守る
ために~”。最新の統計で過去最高のHIV感染者数が報告されて
いる(2006年、952件)日本において、HIV、エイズに関する正
しい知識の一層の普及が必要とされています。
さて、日本の外に目を向けると、世界でHIVと共に生きる人々は
約3,320万人と推定され、その約7割がサハラ以南のアフリカにい
ます(UNAIDS(国際連合エイズ合同計画))。また、アジアでも
約490万人がHIVに感染していると推測されています。
最新の調査では、タイやカンボジアで感染率が横ばい・減少して
いるのに対し、インドネシアやベトナムで特に増加が著しい状況が
明らかになっています。ベトナムにおける大人の感染者はそのほと
んどが注射器による薬物使用者と売買春者とみられ、貧困がエイズ
問題にも大きく影を落としていることがうかがえます。
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
HP掲載は省略
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発行人 イーデス・ハンソン 編集担当 宮原朝香