Efa************************************************************
エファ通信63号
**********************************************************japan
みなさま
11月に入って急に寒くなりましたね。
いよいよ冬の到来です。
この季節、我が家では子どもたちへの
クリスマスプレゼントに頭を悩ませることになります。
じじばばやサンタさんには自分の欲しいものを
リクエストする子どもたち。
そんなに欲しいものばかりもらうのはいかがなものか、
ということで、親からのプレゼントは
リクエストを受け付けないことになっています。
しかし…頭が痛い…
親としては、単に彼らが喜びそうなものを選ぶのは嫌。
彼らが思いもよらぬもので
でも何か彼らの心や頭を刺激するようなもので
しかも彼らが喜んで使ったり遊んだりしそうなもの、
を贈りたいわけです。
でも兄弟2人、赤ちゃんの頃から数えて
合わせてもう16個もプレゼントした計算になります。
はっきり言ってネタ切れです。
自分の子どもの頃を思い出してみても
男児に応用できそうなものは浮かんできません…。
何か素敵なプレゼントを贈ったりもらったりした経験のある方、
体験談を募集中です。 (宮)
■■目次■■
○お知らせ○
・カンボジア ようちえん募金 開始しました
○主な動き○
・ラオス駐在員帰国報告②
・三重県、岐阜県 出張報告
・カムワン・ルアンパバン出張報告
・佐賀出張報告
・都内単組訪問
・ラオス政府と支援に関する覚書(MOU)締結
○ちこっトピック○
・世界人権宣言(今年で60周年)
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆カンボジア「ようちえん募金」開始しました
———————————————-
カンボジアの就学前教育を支援するための募金を開始しました。
エファジャパンでは、これまでスラムの幼児の幼稚園通園を支
援するため、また、地方からの学生が生活費の心配をせずに幼稚
園教員養成学校を卒業できるよう、奨学金事業を実施してきまし
た。
しかし、昨今の全世界的な物価高騰の影響もあり、主に給食費
や食費などに充てられる奨学金が実質的に足りなくなっています。
そこで、奨学金事業を充実・継続するため、広くみなさまに募金
を呼びかけることにいたしました。
カンボジアの就学前教育充実のため、なにとぞご協力をお願い
いたします。
募金ページ https://www.efa-japan.org/cambodiadonation.html
【募金先】
<郵便振替>
口座番号 00190-6-723415
口座名 エファジャパン
※通信欄に「ようちえん」とご記入ください
※専用の郵便振替用紙もありますのでご請求ください。
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆ラオス駐在員帰国報告②
————————–
先月の一時帰国中、10月23日に自治労兵庫県本部・㈱フェリシ
モ・自治労滋賀県本部にて御挨拶させて頂きました。兵庫県本部
にはヴィエンチャン市立図書館の旧舘改修工事のカンパを実施し
て頂くことになっています。
㈱フェリシモでは、今年初めて実施した「ハッピートイズプロ
ジェクト」の完了報告をさせて頂きました。ラオス全土の子ども
文化センター(CCC)にて、猫のぬいぐるみを「11匹の猫」と
いう子ども達に人気のある絵本を使った読書推進運動に使用させ
て頂くことになり、27箇所に配付しました。9月に地方のCCC
を訪問したときに子どもたちがそのぬいぐるみを使って遊んだり、
活動したりしている様子を視察することが出来ました。
自治労滋賀県本部では2009年3月にラオス国立大学中央図書館
長を日本へ研修のため招聘していただく予定です。
◆三重・岐阜出張報告
———————-
10月24日に国内事業担当の五十嵐が自治労三重県本部と岐阜県
本部を訪問、9月に事務局長の大島がビルマ(ミャンマー)・サ
イクロン被災地を視察した際に撮影したビデオDVDを持参し、ご
支援の報告にお伺いしました。お忙しい中お時間を割いていただ
いた関係者のみなさま、どうもありがとうございました。
ビルマ(ミャンマー)サイクロン被災者支援募金にご協力いた
だいたみなさま(直接エファジャパンにご寄付をお振込みいただ
き、お名前を把握している個人・団体様)には順次DVDをお送り
していますが、その他のみなさまでDVDをご希望の方がいらっしゃ
いましたら、エファジャパン事務局までご請求ください。
◆カムワン・ルアンパバン出張報告
———————————–
10月25~27日、カムワン県に洪水被災者支援啓蒙キャンペーン
のモニタリングで行ってきました。今回はメコン河の支流が流れ
ているカムワン県のマハーサイ郡ポンヴァ村というところで、村
の子どもたちはジュニアリーダーの指導の下、洪水が来たときに
起こり得る病気・被害をいかに防ぐかということを、劇や歌・ゲ
ームを使って学びました。
11月7日~10日にはルアンパバン県へ出張し、ルアンパバン県
パークウ郡コーンカム村にて泊りがけの洪水被災者支援啓蒙キャ
ンペーンを行いました。
ルアンパバン県子ども文化センター(CCC)の職員・ジュニ
アリーダーの子ども達はユニセフを通じて啓蒙キャンペーンを行
ったことがあり経験豊富です。今回は保健局・ラジオ局・TV局
も来てキャンペーンを行いました。ユニセフが洪水の後に作った
パンフレットを来場者全員に配り、それを基にクイズを行い、ゲ
ームや歌、ドラマを通じて洪水の後に気をつけるべき事を学びま
した。この村では、メコン河の支流であるウー川が洪水を起こし、
川沿いが20mも崩れてしまい、民家5軒が完全崩壊しました。県
政府は調査には来たものの損壊した家屋に対する経済的補償は何
もなく、村内助け合いで5世帯は新しい場所に小屋を建てて住ん
でいます。
◆佐賀出張報告
——————
11月8日に、佐賀県労働者福祉協議会主催によるエファジャパ
ン理事長講演が開催され、海外事業担当の高山が同行しました。
当日は晴天に恵まれ、300人近い方々が聴講にいらしてくださり、
エファジャパンの活動を紹介させていただきました。また、会場
ではエファグッズの販売もおこない、多くの方がエファグッズの
趣旨を理解され、ご購入いただきました。
この度の佐賀訪問中には、佐賀県労働者福祉協議会のご紹介で、
佐賀県副知事、佐賀市副市長をはじめ、九州労働金庫佐賀県本部
や自治労佐賀県本部の皆様など、多くの方にご挨拶とともにエフ
ァジャパンの活動を紹介させていただきました。特に、自治労佐
賀県本部はエファジャパンを通して、ラオスのルアンパバン子ど
も文化センターの運営支援を長く支援してくださっており、これ
までに多くの組合員の方がスタディツアーで現地を訪問していま
す。講演の前日にはスタディツアーに参加された皆様との交流会
も開いていただきました。
多大なご協力をいただきました佐賀県労働者福祉協議会の皆様
に心より感謝申し上げます。
◆都内単組を訪問
——————
11月に入り、都内の自治労単組に訪問させていただきました。
今回は、ビルマ(ミャンマー)・サイクロン被災者支援のご報告
を兼ねて、八王子市職員組合様、町田市職員労働組合様、府中市
職員組合様、三鷹市職員労働組合様の事務所に広報担当宮原がお
邪魔しました。
各組合での国際貢献活動の状況を伺ったり、エファの活動につ
いてご説明したりと、普段あまり無い機会をいただくことができ
ました。みなさまお忙しいところお時間をいただきまして誠にあ
りがとうございました。
◆ラオス政府と支援に関する覚書(MOU)締結
———————————————
エファジャパンラオス事務所では、ラオスにおける支援事業に
関し政府との覚書(MOU)を交わすための準備をしてきましたが、
去る10月29日、ラオス中央政府・情報文化省と図書館事業及び子
ども文化センター事業に関する覚書を締結しました。
覚書では、ヴィエンチャン図書館に関しては2009年までの支援、
子ども文化センター(CCC)に関しては2010年までの支援を約
束しています。
覚書を締結することで、公的資金(外務省の補助金など)を受
ける資格が得られることや、事業実施にあたりラオス政府の協力
も受けやすくなり、今後プロジェクトの実施や充実がよりスムー
ズになることが期待されます。
今後の支援事業としては、図書館では書籍の購入、ホールでの
活動の実施、備品の購入、研修の実施を、CCCではヴィエンチ
ャンにて職員研修を行い、子ども達の活動に必要な備品も揃えて
いきます。
これからもラオスの子ども達が楽しく活動し、学べる図書館・
CCCを創っていく支援をしたいと思います。
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■世界人権宣言(今年で60周年)
——————————–
「すべての人とすべての国とが達成すべき共通の基準」として
国際社会における人権についての基本原則を定めた文書。国際社
会が、人権侵害を国内問題として放置したことが戦争・虐殺につ
ながったとの反省から、第二次大戦後の1948年12月10日に国連総
会で採択されました。現在までに360以上の言語に翻訳され、世
界でもっとも広く翻訳されている文書でもあります。
世界人権宣言採択の18年後には、世界人権宣言の内容を基礎と
して条約化された国際人権規約(社会権規約、自由権規約)が採
択されました。日本は1979年に(社会権規約、自由権規約共に)
批准していますが、高等教育の無償化やストライキ権の保障など
いくつかの条項について留保しており、また、死刑廃止などを求
める選択議定書は批准していません。
2008年は世界人権宣言60周年にあたり、12月10日の人権デー前
後には、国連、各地の人権センター、その他人権問題に取り組む
団体等によるイベントなどが開催されます。
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
HP掲載は省略
****************************************************************
特定非営利活動法人エファジャパン メールマガジン「エファ通信」
〒102-0081 千代田区四番町4 日本染色会館3階
Tel: 03-3263-0337 E-mail: info@efa-japan.org
URL:https://www.efa-japan.org/
発行人 イーデス・ハンソン 編集担当 宮原 朝香