この夏、エファはクラウドファンディングに挑戦します。クラウドファンディングでの目標金額は3,000,000円です。郵便局や銀行から経由でのご支援を合わせて500万円を目指します。
障害があってもなくても「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室を、一緒につくっていただけませんか?
▽クラウドファンディングのページはこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/715080
まっしろいキャンバスに、色とりどりの未来を描くのは僕自身だ。
「あの子はなにもできやしないさ」生まれてからずっとそういわれていた
「人とは違う」といわれ、村でも、学校でも居場所はなかった。
「あなたの夢は何ですか」「夢を持ちなさい」と大人たちはいうけれど、 僕は口を閉ざしてしまう。
村に、チルドレン・スタディ・クラブができた。学校が終わってから通える補習校だ。
「ここでもいじめられたらどうしよう」と最初は怖かったけれど、クラブの先生と友だちが笑顔で迎えてくれた。
クラブでは、先生がわかるまで繰り返し教えてくれる。また紙の字が読みづらいクラスメイトのためにタブレットが用意されている。
いままで僕にぴったりのもの、ばしょがなかっただけ
そして一緒に歩んでくれるひとがいなかっただけなんだ
自分の未来を描くのは、自分自身。
いまそれができると信じられるようになった。
僕にとっての大きな、大きな一歩だ。
開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本のわずか1%以下と推定されます。
世界盲人連合(WBU)は「本の飢餓(Book Famine)」と名付けました。この原因の一つに長期にわたる紛争があります。
カンボジアでは、ポル・ポト政権により作家の9割が処刑や強制労働で命を落としました。
「世界一の不発弾の汚染国」といわれるラオスでも戦争による格差が深刻で、本がある家はとても少ない状態です。
生きるための情報が届かないことで、貧困の連鎖が続いてしまいます。
エファは、本の飢餓をなくすために、障害がある子どもたちが利用できる教材・図書を届けています。
皆さんからのご寄付は、デジタル図書などの「もの」をつくり、図書館員など「ひと」を育て、図書室などの「ばしょ」を整えていくために、使わせていただきます。
各国言語でのデジタル図書開発や、弱視の子ども向けの文字の大きい本、布絵本の購入・啓発をします。
チルドレン・スタディ・クラブ、移動図書館や図書室運営を通じて、子どもたちが安心して過ごせる場所を提供します。
子どもの障害について理解し、特性や学習スタイルにあった対応をできる先生や地域住民のリーダーを育成します。
サバイディー、僕はアティターン、12歳です。お母さんと暮らしています。
僕が生まれた時点で障害者であるとわかったとき、お父さんは僕たちのもとを去りました。
僕は車椅子で約1km先の学校に通っています。
毎朝、お母さんは僕のためにご飯を用意してから仕事に出かけます。
症状が悪化して登校できないときは、家で教科書を見ます。借りていた本を何度も読み返します。
身体の不自由さでやりたいことが制限されることがあり、少し寂しいです。それでも、お母さんはいつも僕のそばにいてくれて、仕事の合間には遊んでくれたり、美味しいものを買ってくれたりします。
たくさん勉強したいし、いろんな本を読みたいです。
そしてお金持ちになって、お母さんに恩返ししたいです。
私は、サトスレイ・トー。小学校6年生です。
赤ちゃんのとき、ポリオ(急性灰白髄炎)にかかりました。いまでも足に障害があり、歩くのが困難です。
「勉強する必要なんてある?どうせ障害者は仕事に就けないよ」こんな言葉を投げつけられ、毎日泣いていました。
村にチルドレン・スタディ・クラブができました。
障害がありながらも学びたいと願う友だちと出会い、一生懸命勉強しています。クラブの先生は、いつも温かいまなざしで私を見つめてくれます。
今年、何百人もの人が集まる式典に代表として選ばれ、詩の朗読をしました。気が付けば、私をからかう人はいなくなりました。
将来、先生になって、障害がある子もない子も支えたい。
私は、自分の夢を実現するために努力を続けます。
エファジャパンは二〇〇四年十月にスタートしました。
それまで十年続いてきた、全日本自治団体労働組合の国際協力事業「アジア子どもの家」の取組みを引き継ぎ、平和・人権・開発等の諸課題に市民が主体的にかつ直接参加できる活動を実施し、課題の解決と公正な発展に寄与するため設立されたのがはじまりです。
団体設立から二十年。
支えていただいた皆さまにありがとうの気持ちでいっぱいです。
そして、これからはより困難を抱える障害がある子どもたちが情報にアクセスできるように、世界だけではなく日本も含めた「本の飢餓」の解決のため歩んでまいります。
生きていくための知識を得ることができる本、未知の世界に向けて扉を開き、想像力や共感力を育み、自分の生き方をも授けてくれる本 ──
本の力で世界を変える仲間になってくれませんか?
以下の応援プランを用意させていただきました。
3,000円【応援の第一歩プラン】
5,000円【絵本15冊分で応援プラン】
5,000円は、本を知らないアジアの子どもへ贈る絵本15冊分相当です
10,000円【ラオス 障害児が多く通う小学校に移動図書館がGO!応援プラン 】
1万円で、移動図書館を1回開催することができます
30,000円【カンボジア 弱視の子でも字を大きくしたら読める!タブレット1台分で応援プラン】
3万円で、障害児のための電子図書を提供できるタブレットを1台贈ることができます
50,000円【子どものためのワークショップ1回分で応援プラン】
5万円で、障害児の学ぶ居場所での「子どもの人権宣言」トレーニングワークショップを1回開催できます
100,000円【ラオス 障害児が多く通う1校の小学校のモデル図書室整備プラン】
10万円で、ラオスの小学校のモデル図書室を1室整備できます
200,000円【カンボジア 3集合村のチルドレン・スタディ・クラブ1か月の運営応援プラン】
20万円で、カンボジア 3集合村のチルドレン・スタディ・クラブを1か月運営できます
500,000円【カンボジアもラオスも!デジタル図書開発全力応援プラン!】
ラオ語、カンボジア語でのデジタル図書開発を加速することができます
1,000,000円【カンボジアもラオスも!エファジャパン全力応援プラン!】
障害があるから情報が届かない状態を解決!本の飢餓を解決するための大きな力になります
1 感謝のメッセージ(CAMPFIREメッセージ)
2 事業の様子を伝える動画
3 HPへのお名前掲載
4 12月7日イベント招待券、会場入り口にお名前掲載 ※
※エファ20周年クロージングイベント:2024年12月7日(土)13:00〜@日比谷図書文化館、第一部 障害者が見える世界を描く映画上映会・第二部 江戸太神楽曲芸師によるディスレクシアについての講演と太神楽曲芸(プログラム詳細や入場方法につきましては後日メールにてご案内します)
2024年6月21日(金)〜8月31日(土)
以下の決済手段は、クラウドファンディングサイト(CAMPFIRE for Social Good)よりご支援をお願いいたします。
クレジットカード コンビニ払い 銀行振込(Pay-easy払い) auかんたん決済 ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い ドコモ払い FamiPay Paypal 楽天ペイ PayPay決済 au PAY
https://camp-fire.jp/projects/view/715080
中央労働金庫(2963) 市谷支店(299)普)1442725トクヒ)エファジャパン
三菱UFJ 銀⾏(0005) 市ヶ谷支店(014) 普)1340692トクヒ)エファジャパン
※寄付金受領書を発⾏し送付いたします。お振込み後、事務局までメール(info@efa-japan.org)または電話(03-3263-0337)で、件名を「夏募金」、「お名前」「ご住所」「お電話番号」「ご寄付額」をお知らせ願います。
00190-6-723415 加入者名)エファジャパン
※寄付金受領書を発⾏し、送付いたします。払込取扱票通信欄に「夏募金」とご記入ください。
こちらからダウンロードして身近な方へお知らせいただけるとうれしいです。
エファは、日本全国の自治体や公立の病院、保育所、福祉施設、交通機関や上下水道などの公共サービスに従事する人たちが行ってきた国際協力事業「アジア子どもの家」を引き継ぎ、2004年に設立された国際協力NGOです。貧困やさまざまな障害のため学校にいけない子どもたちの権利を守り、初等教育の推進や児童労働の削減、障害児のライフスキルの向上に取り組んでいます。
■エファジャパンは認定NPO法人です。
寄付総額の約40%が税額控除を受けることができます。詳細はこちらをご確認ください。