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2020.09.29 更新

【ラオス】自治労広島県本部のご支援で小学校の図書室がオープンしました!(続報)

オープンした図書室で記念写真に収まるフェイトム村小学校の児童たち
ビデオメッセージに笑顔で手を振るナーサオナン村小学校の児童
ピカピカの本を食い入るように読むナミエン村小学校の児童たち

エファジャパンはラオスで、図書館や学校図書室の支援を中心に活動しています。今年度より、自治労広島県本部のご支援により、首都ビエンチャン都の西に位置するサントン郡内の4つの小学校に図書室を開設し、運営を支援するプロジェクトが始まっています。

8月24日にオープンしたケンモー小学校に続き(記事はこちら)、ナーサオナン村小学校、ナミエン村小学校、フェイトム村小学校の図書室が、9月17日にオープンしました。

各小学校では図書室オープンの記念セレモニーが開かれました。セレモニーでは自治労広島県本部の山﨑幸治委員長からのビデオメッセージが上映され、児童たち、先生方に図書室の大切さが伝えられました。

「読書による学びから、人のつながりを大切にすること、他の国の人と交流し、お互いが成長していくことの大切さもみなさんが感じてほしいと思います。私たちもみなさんが大きく成長することを願っています」。とのメッセージには、皆が瞳を輝かせながら聞き入っていました。

ナーサオナン村小学校のナム・ヌエング・ヴォングパンくん(5年生・写真左)は、「図書室という素敵なプレゼントをありがとうございます!『新しい本が届くよ』と先生から聞いてから、この日が来るのが待ちきれませんでした」と、興奮気味に話してくれました。また、「本がたくさん届いて幸せです。これからは毎日図書室に来て本を読みたいです」と、はにかんだように話してくれたのは、ナミエン村小学校のジングリッド・ヴォングパチャンさん(5年生・写真中)。フェイトム村小学校のリーナ・シッティホーンさん(4年生・写真右)は、「図書室で本を見たとき、本がきらきら光っていました」と、笑顔を見せてくれました。 

新型コロナウイルス感染症の影響で、現在、海外への渡航が難しい状況になっていますが、各小学校の児童、先生方は皆揃って、「現在の状況が収束した後に、必ず遊びに来てください!」と、自治労広島県本部の皆様を歓迎する気持ちを口にしていました。

9月21、22日には、各校の図書室担当の先生たちに向けた研修会も開かれました。自治労広島県本部のご支援により、ラオスの子どもたちの新しい未来が今、スタートしました。エファジャパン事務局からも、心より感謝いたします。引き続きのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

★動画を見ることができます!(タイトルをクリックすると動画ページが開きます)
【ラオス】サントン郡4小学校図書室オープン(自治労広島県本部支援)
【ラオス】自治労広島県本部からのメッセージ