自治労中央本部及び北海道、東京都、愛知県本部のご支援により建設されたビエンチャン都立図書館は、2006年12月の開館から10年が経ち、今では快適な読書空間を提供する公共図書館として広く都民に愛用されています。しかし、ビエンチャン都立図書館は他のラオスの公共図書館と同じく、政府から新しい図書を購入する予算を支給されていません。そのため、ここ数年間新しい図書の入荷がなく利用者数も減少していました。
そこで自治労九州地連のご支援により561冊の図書を購入・寄贈しました。新しい図書を入荷することで、利用者数が再び増えることが期待されます。
また、ラオスの公共図書館ではこれまで図書は大分類でしか分類されておらず、今回の寄贈で蔵書数も増えたことから、公共図書館での初めての試みとして中分類表示のプレートを設置し、図書を中分類までに分けて配架し直しました。
(活動国ラオスより)