ツアー団一行は、エファが支援しているカンボジアの事業地を視察した後、ラオスの首都ヴィエンチャン都に移動しました。
初日はヴィエンチャン都の以下の場所を訪問し、ラオスの図書館・図書室の現状・課題について見聞きしていただきました。
・自治労三重県本部による支援で設置されたサンパンナ村コミュニティ図書館の視察
・故・森田昭様(元都職労副中央執行委員長)の寄付金により新たに設置したノンブック村中学校図書室の設置式出席
・エファジャパン会員の個人の支援で2009年に設置されたサムケート村コミュニティ図書室の視察
・エファジャパンが活動を支援しているラオス図書館協会訪問
2日目は午前にヴィエンチャン市立図書館の開館10周年記念式典に出席し、午後は開館10年の評価会議を行ないました。
開館10周年の記念式典には、ヴィエンチャン都政府関係者も含む計約40名が出席し、地元のテレビ局も取材に来ていました。記念式典では、ヴィエンチャン都情報文化観光局長やヴィエンチャン市立図書館長の挨拶・報告の他、図書館建設を支援した自治労中央本部、自治労北海道本部、自治労東京都本部、自治労愛知県本部からそれぞれ代表者が、エファジャパンからは理事長がスピーチを行ないました。その後、ヴィエンチャン市立図書館を支援してきた自治労の各地連・県本部に感謝状が渡されました。
評価会議ではツアー団一行が現地調査の報告を受け、その後、過去10年間のヴィエンチャン市立図書館の利用状況、課題、図書サービス改善に向けた方策などを話し合いました。
今後は、評価会議で話し合ったことを基に、ヴィエンチャン市立図書館の図書サービス改善に向けた支援策などを検討していきます。
(活動国ラオスより)