自治労東海地連の支援により建設されたサワンナケート県ソンコーン郡ナーハンケー村小学校の新校舎の落成式が行なわれました。

ナーハンケー村小学校の旧校舎は、コンクリートブロックを積み上げただけの簡素な建物で2教室しかなく、違う学年の子ども達が同じ教室で一緒に学んでいました。

そこで、自治労東海地連が運営を支援しているサワンナケート県立図書館を通じて、ナーハンケー村小学校の新校舎建設支援の要請が東海地連にあがり、東海地連が新校舎の建設を支援することにしました。

建設は今年6月～10月に行なわれ、5つの教室と図書室からなる新校舎が完成しました。1学年1クラス、計5クラスあるナーハンケー村小学校では(ラオスの小学校は5年生が最終学年)、新校舎の完成により、1クラスで1教室 を使えるようになるうえ、子ども達はこれまで見たことのない色々な本を読むことが出来ます。

今回の落成式では東海地連から10名が出席した他、サワンナケート県情報文化観光局、ソンコーン郡政府関係者、村人など大勢の人が出席し、新校舎の完成を祝いました。

落成式の後には、サッカーや折り紙などで子ども達との交流もし、東海地連の出席者がバスに乗って学校を去る際には、子ども達は手を振りながら走りバスの後をずっと追いかけてきました。

(活動国ラオスより)

旧校舎

新校舎

新校舎教室内

新校舎図書室

落成式集合写真

落成式出席者