3月6日（土）に自治労神奈川県本部にて、子どもすこやかサポートネット代表理事の田沢茂之さんを講師に招き、子どもに対する虐待をテーマとした学習会を行ないました。

自治労神奈川県本部保育部会の定期総会後に行なわれたこの学習会には、保育士や社会福祉関係者など、約100名の組合員の方にご参加いただきました。

講師の田沢さんからは、子ども虐待の現状や、子どもへの身体的虐待を防止するため「しつけ」から体罰を分離する必要性、そして体罰の法的禁止をめぐる国内外の動きについてご報告いただき、最後に具体的施策の提案や私たちにできることをお話いただきました。

新聞報道などでもみられるように、今日子どもに対する虐待の問題が深刻化していますが、参加者の組合員の方々は日々保育の現場に携わっていることもあり、皆さん真剣に講師の話に耳を傾けていました。学習会後には講師の田沢さんに質問や意見交換をされる方もいらっしゃいました。
学習会の開催にご協力いただいた関係者の皆様、当日ご参加いただいた方々、どうもありがとうございました。
子どもすこやかサポートネットは、子どもに対する体罰や暴力の防止に向けた法改正等に取り組む弁護士や子どもの権利専門家らによるネットワークで、エファジャパンも2010年度より団体会員として加入し、活動に参加していく予定です。
なお3月29日（月）には、自治労西東京市職員労働組合にて、田沢さんを講師に招き、同様の学習会を開催する予定です。
エファジャパンでは、今後も各組合にご協力いただきながら、組合員向けの学習会を開催していきたいと考えています。