エファジャパンは自治労岡山県本部のご支援により、今年2月にハイフォン市の農村部に位置するフンティエン村の人民委員会(日本でいう村役場)に障がい児教室を立ち上げました。

このフンティエン村障がい児教室は、普段は外に出て活動する機会の少ない障がい児達に活動の機会を提供するため開かれ、週1回様々な障がいを持つ子ども達が集まって、音楽活動や絵描き、ゲームや玩具を使った遊びなどをしています。

今回はフンティエン村障がい児教室を立ち上げてから、初めて活動の様子をモニタリングしに行きました。

活動では、幼稚園の元園長先生が子ども一人一人に注意を払いながら、音楽活動やゲームを行なっている様子が伺えました。子ども達や同伴の保護者からの笑い声もよく聞かれました。

一方で、障がい児教室が立ち上がってからまだ時間があまり経っていないこともあり、活動の仕方を試行錯誤している状態で、活動内容も限られているように見受けられました。

フンティエン村人民委員会や保護者からは、様々な障がいを持つ子ども達が一緒に活動する難しさや子どもを障がい児教室まで連れてくるアクセスの問題なども課題として挙げられました。

今後はフンティエン村障がい児教室と話し合いを重ねながら、活動の質を徐々に高めていき、子ども達が楽しみながら、健康で情操豊かな子どもに育っていけるよう活動をサポートしていきたいと思います。

(活動地ハイフォン市より)