エファジャパンがカンボジアで協働する地元の市民団体、SCADP(スキャップ・Street Children Assistance and Development Programme)が運営する、プレアビヒア州のイエン村寺子屋教室に、自治労岡山県本部の支援でトイレを設置しました。
プレアビヒア州はカンボジア東北部に位置し、未だ公立学校が設置されていない村があるため、SCADPが寺子屋教室を運営し、エファがこの事業の支援を続けています。
2017年12月に岡山県本部組合員8名がスタディツアーでプレアビヒア州のSCADPを訪問した際、イエン村寺子屋教室(生徒数67名)の先生とも面会し、トイレがなく子どもたちが困っていることを聞かされました。ツアーに参加していた組合員も、ツアー中にプレアビヒア州でのトイレの少なさに悩み、特に女の子にトイレがないのは辛いことを実感し、イエン村寺子屋教室にトイレを設置する支援をすることに決めました。
生徒の一人であるティアさん(14歳、4年生)は、「私は寺子屋教室の敷地内にトイレができて嬉しいです。教室や文房具と同様、私たちにとってトイレはとても大切です。トイレに行きたい時、私たちはいつも人気のない安全な場所を探さなければなりませんでした。特に、女子や小さな子どもたちには、トイレがあることは助かります。ありがとうございました!」と、嬉しそうに話してくれました。
(活動国:カンボジア)