3月7日、自治労三重県本部のご支援で、ラオスの首都ビエンチャン都の郊外にあるサンパンナ村小学校に併設されている学校図書館に、202冊の図書と文具一式を寄贈しました。この図書館は2015年9月に同県本部の支援で建設されました。図書館が出来た後も、継続して図書の購入等の支援をいただいています。
小学3年生のマナオさんは、
「毎日図書館に来ています。まだ文章を読むのは難しいですが、絵を見るだけでも楽しいです。4年生になったら、もう少し難しい本が読めるようになればいいなと思います」と話してくれました。
ラオス国内では、図書館や図書室の運営に関する予算が十分でない小中学校が多いのが現状です。そのため、新しい本や備品が入荷されず、徐々に利用者数が減り、活動が停滞してしまう図書館や図書室が少なくありません。サンパンナ村小学校は自治労三重県本部からの継続的な支援で、定期的に新しい本を入荷することができます。現在も、開設当初と同様に多くの子どもたちや地域の住民に大切に利用されています。
自治労三重県本部のみなさま、どうもありがとうございました。
(活動国:ラオス)