ヴィエンチャン都内のホンスバーブ村、ノンブエック村、サムケット村にある3つのコミュニティ図書室をモニタリングしました。これらの図書室は3つとも小学校に併設しており、個人の支援者の寄付によって蔵書や本棚を寄贈しています。学校の子ども達だけでなく、村の人達にも開放しています。
ホンスバーブ村の先生からは、「子ども達は、絵本が好きです。コミュニティ図書室ができたことによって子ども達は本をよく読むようになり、子ども達の読み書きの能力も向上しました。ただ、先生たちも忙しく開館時間が限られていることが、今の課題です。」と話していました。ノンブエック村の小学校では、課外授業の一貫として先生が子ども達に外で本を読んで聞かせていました。サムケット村の先生は、「もっと本を増やしていきたい」と図書室運営に意欲を見せていました。
全体的に低学年の子ども達は、まだ本が読むのが少し難しいようでしたが、文章を指で追いながら声を出し、ゆっくりと元気よく読んでいるのが印象的でした。 (活動国ラオスより)