3月にヴィエンチャン市立図書館職員全員をベトナムのハノイ市へ司書研修に送りました。初めての国外研修で職員たちはベトナムの図書館や文化施設を視察して廻ったり、図書館関係者と意見交換をしたりし、充実した1週間を過ごして帰ってきました。
今回の研修内容は、
□ 目録作業
□ デューイ十進分類法
□ 機械による本修復作業
□ PC・インターネットを使った検索システム
□ 外国語図書室
□ 10代の青少年用図書室
□ 図書館管理運営方法
□ 図書館分野における国際協力(ベトナムーラオス間の)
でした。
参加した職員は、「ラオスと比べるとベトナムの図書館はより近代的で、経験の豊富な司書も多く、政府の支援も多い。本の数も圧倒的に多く、良いマネージメントがされていると伺える。ただ、講師はベトナム語で話し、通訳は居たが、言語の違いで難しい面もあった。また、学んだことを直ぐに現場で実施できる設備がラオスにはない。またラオスの図書館には充分な予算がない。」とコメントしています。