3月10日~12日の3日間、海外事業担当の高山とルアンパバンへ出張へ行ってきました。
今回はモニタリングと、郡子ども文化センター(CCC)の視察、そしてCCCへ通う子どもたちの家庭訪問を行いました。
ルアンパバン県CCCでは、2008年末の支援終了に伴って、独自収入を得るため、週2回、観光客や地元の人向けにパフォーマンスを行っています。私たちが訪問した期間中にはそれは行われなかったのですが、子どもたちが私たちの為に日ごろの活動の成果を見せてくれました。
郡CCCは2箇所視察しましたが、両方とも学校の敷地内にあり、休憩時間や放課後に子どもたちが利用していました。規模は県のCCCに比べかなり小さく、本の冊数や職員の数、活動のための道具も少なく、研修なども十分に受けられていないことが課題のようです。
家庭訪問をした子どもはジュニアボランティア(先生の下でリーダー的に他の子どもたちに教える役目の子どものこと)で、「CCCに行きだしてシャイではなくなり、活動的になった」、「放課後の時間を有効に使っていて、CCCがあって嬉しい」とご両親も喜んでいました。
それぞれ、得意な踊りや伝統楽器の指導、県CCCがユニセフの指導によって行っている子どもによるラジオ番組のDJ、として活躍しているそうです。
ルアンパバンのCCCはとくに活動が活発で、エファジャパンの支援だけで11クラスが開催されています。今後、現地政府がCCCの活動に理解を示し、政府からの支援を増やして行くことが課題です。