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2014.02.25 更新

ハイフォン市の行政官を障がい児研修に招聘

招聘研修エファジャパンはハイフォン市で労働傷病兵社会福祉局と児童ソーシャルワークセンターを協力機関とし、障がい児支援を行っています。

ハイフォン市にはまだ体系的な障がい児支援施策もなく、日本とベトナムでは障がい児支援に関する概念や実施方法が異なる面があります。今後、エファジャパンがハイフォン市で効果的な支援を行うためには、これらのギャップを埋め、ハイフォン市側と障がい児支援に関するあり方について意思統一を図ることが重要となります。

そこで2月16日~2月23日の間、、自治労による招聘研修事業で、ハイフォン市労働傷病兵社会福祉局副局長と児童ソーシャルワークセンター長を兼務しているグエン・ティ・タム氏を日本に招聘し、日本の障がい児施策について学んでもらいました。研修では日本の障がい児政策や保護者会の活動などに関する5つの講義を受けた他、都内8つの障がい児関連施設を視察しました。

日本の障がい児支援施策を学び実際の支援現場を視察することで、ベトナムに居ることでは実感することの出来ない日本の障がい児支援の考え方、実践の仕方を理解してもらうことができました。

ハイフォン市側に、障がい児支援の考え方について視野を広げてもらうことで、こちらの意図を理解してもらい、ハイフォン市の実状に合わせたうえで、今後より効果的・効率的な支援を実施できることが期待されます。