エファジャパンは、連合愛のカンパからのご支援により、ハイフォン市にある3つの障がい児教室(ドンクオックビン地区障がい児教室、ティエンラン町障がい児教室、タンフォン村障がい児教室)の活動支援を行なっています。
その支援の一環で、エファジャパンはカウンターパートであるハイフォン市児童ソーシャルワークセンターと協力して、支援を行なっている3つの障がい児教室がある地域の中高生(ドンクオックビン地区約700名、ティエンラン町約160人、タンフォン村約300名)を対象に障がい児啓発活動を実施しました。
先日、これら3つの地域では、子ども関連の仕事に携わる職員や大衆組織のメンバー、障がい児の保護者を対象に同様の障がい児(者)啓発活動を行ないましたが、今回は対象を変えて同地域の中高生に啓発活動を行ないました。
講師はハイフォン市法律支援センターの職員にお願いし、障がいの種類や障がい児(者)の権利、障がい者法、ベトナムでの障がい児(者)を対象とした教育方針、及び障がい児(者)の支援政策と制度について解説してもらいました。
ベトナムの学校では、統合教育を実施している一部の学校を除いて、障がい児について生徒達は知る機会がほとんどないため、生徒達にとって障がい児の権利などを知る貴重な機会となりました。
今後はこの障がい児(者)啓発活動が一過性の活動に終わるのではなく、地域の障がい児、及び障がい児教室の活動への理解と支援に繋がるよう取り組んでいきたいと思います。 (活動地ハイフォン市より)