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2012.06.09 更新

ドンコイ子ども発達センター(DCDC)のフットボールプロジェクトを支援

ドンコイ子ども発達センター(DCDC)はラオスの首都ヴィエンチャンの郊外、ドンコイ村の小学校敷地内に作られた子どものためのセンターで、放課後や週末に子ども達が集まって様々な活動をする日本の児童館のような施設です。DCDCでは子ども達が包括的に社会の様々な面を学ぶことが出来るようになっており、他の子ども文化センターがお手本にしたいような施設です。自治労のスタディツアーでも、センター内見学と子ども達との交流のため、DCDCをよく訪問させて頂いてます。

DCDCでは、現在、フットボールプロジェクトを立ち上げ、実施中です。ラオスの学校教育では、日本の体育のような授業やクラブ活動はなく、皆でチームとして協力し、何かを一緒に成し遂げるというような機会がほとんどありません。

DCDCのフットボールプロジェクトの目的は、ただ単にサッカーをして勝ち負けを喜ぶのではなく、サッカーを通じて、皆で団結することや協力し合うことの大切さ、他人に対する礼儀を学び、また皆でスポーツを一緒に楽しむことで、子ども達が麻薬や飲酒などの身近な社会問題に手を染めないようにすることです。

現在では、DCDCの呼びかけにより、周囲の7つの村が、小学生や中高生からなるフットボールチームを結成し、定期的にトレーニングや試合を行ったりしています。しかし、活動に当たっての資金が十分でなく、サッカーシューズを買うお金のない子どももいます。

エファジャパンは、DCDCのフットボールプロジェクトをバックアップするため、防球ネットやグランド整備ための砂を支援しました。これにより、ボールをゴールに目掛けて思いっきり蹴れるようになり、デコボコだったグランドも改善され、サッカーをする環境が整いました。これらの支援に対して、ドンコイ村のあるシサタナク郡から感謝状も頂きました。DCDCによるフットボールプロジェクトを通して、子ども達がどのように変わり成長していくか、今後とも見守っていきたいと思います。 (活動国ラオスより)

練習前のウォーミングアップ

試合中の様子

エファジャパンが支援した防球ネット