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2011.03.24 更新

ドンコイセンターの屋根&ベンチ、ドンサンパイ村小学校のトイレを支援しました。

新しいトイレが完成!

新しく設置されたDCDCの屋外活動エリア

エファジャパンでは、個人3名の方々のご支援にて、ドンコイ子ども発達センター(DCDC)の屋外活動エリアと、子ども達が座って読書をしたり、その他の活動をするコンクリートのベンチ、そしてドンサンパイ村小学校のお手洗いを新しく作る支援をしました。

ドンコイセンター(DCDC)はラオスの首都ヴィエンチャンの郊外、ドンコイ村の小学校敷地内に作られた子どもの為のセンターで放課後や週末に子ども達が集まって様々な活動をする日本の学童のような施設です。このセンターでは子ども達が包括的に社会の様々な面を学ぶことが出来るようになっており、CCCがお手本にしたいような施設です。

DCDCでは子ども達が村中からプラスチックやガラス、メタルなどのリサイクル可能物を集めてきて、それを業者に売って活動資金に宛てています。また、マッシュルームを栽培したり、大工仕事を学ぶコーナーがあったり、図書室には「著者のコーナー」や、劇をするステージもあります。また、お手洗いや台所も、年長の絵が得意な子ども達が描いた楽しく明るい色彩の壁画で彩られており、子ども達が進んで掃除をしたがるような場所になっています。

このDCDCにエファジャパンでは、自治労関係者やその他多くの訪問者の方々を連れて行き、交流会をもってきました。今回はコミュニティ図書館の支援を3年間してくださっている支援者の方々が、このセンターの支援にもご協力くださいました。

DCDCでは、子ども達が外でも活動を出来るようなエリアを作りたいとのことで、その場所作りに貢献させてもらいました。また、DCDCでボランティアをした人たちが「私の村にも同様のセンターが作りたい」とあちこちに支部を作っている中で、ドンサンパイ村というヴィエンチャン中心から41kmはなれた村で「何年も小学校にお手洗いがなくて、特に女子は困っている」ということで、今回はお手洗いを新設する支援もしました。

譲渡式のために村へ行くと、子ども達が笑顔で待っていました。新しく建ったお手洗いはこれからDCDCのように壁画で楽しくしたい、とのことです。

校長先生は「新しくお手洗いを作る支援をして下さったエファとご支援者の方々に感謝します。これから、皆で綺麗にいつまでもこの手洗いを使っていきます」と挨拶されました。

fromラオス事務所