エファジャパンは、2009年11月~2010年11月の間、日本外務省のNGO連携無償資金協力を得て、ラオス南部の最も貧しい県の一つと言われるセコン県で県CCC(子ども文化センター)の設立・運営を支援しました。今回は、本事業終了後2年近くが経過したことから、セコン県CCCの現状視察と活動用具の寄贈によるフォローアップを行いました。
現在、セコン県CCCはエファジャパンからの運営支援がないため、2010年11月の事業終了時と比べて、活動の規模が縮小したり、活動の種類の数が減っていたりしていました。しかし、JL(ジュニアリーダー:年少の子ども達をリードし、先生の補佐をするCCCの年長の子どもボランティア)の数は減っておらず、JLの育成に力を入れることで、活動の質を保つようにしているということでした。
平日の学校の授業時にセコン県CCCを訪問したため、CCCに通うJLや子ども達には会えませんでしたが、建物の掃除も行き届いており、これまで寄贈した本や音楽楽器などの活動用具も丁寧に使われているようでした。エファジャパンは今後とも、定期的にセコン県CCCを訪れるようにし、セコン県CCCが活発な活動を維持していけるよう、バックアップし続けます。 (活動国ラオスより)