エファジャパンでは、自治労大分県本部のご支援を頂いて、UXO(不発弾)の残っている村で子ども達に対する啓発活動行っています。今回は、カムワン県CCC(子ども文化センター)のJL（ジュニアリーダー：年少の子ども達をリードし、先生の補佐をする年長の子どもボランティア）達と一緒にカムワン県ヨマラト郡ドンプエイ村に行き、村の小学生およそ350人に対しUXO啓発活動を行ってきました。

この村はカムワン県の中心部から90km離れた場所にあり、周囲は野原に囲まれ、小学校には電気が通っていません。JL達の活動は午前から午後にかけて行われ、歌やポスター、紙芝居、ゲーム、演劇を通じて子ども達にUXOの危険性について伝えていきました。JL達は教えるのがとても上手で、会場は笑いが絶えない一方で、子ども達はUXOの危険性についてしっかり理解したようです。途中からは、隣の中学校で授業が終わった生徒達も自然と集まって来て、JL達の活動を見入っていました。

以下は、参加した子ども達のコメントです。

ニホン(仮名)・9歳女子： 私はこれまでUXOの事故について聞いたり見たりしたことがありませんでした。今日の活動のおかけで、UXOについて知ることができました。UXOを見たら触らないように、両親や他の大人の人達にも話をします。

サック (仮名)・12歳男子： これまでUXOで怪我をした人がいる話を聞いたことがありますが、この村ではまだありません。今日の活動を通 して、UXOについてもっと理解を深めることができました。友だちにもUXOを見たら触ってはいけないと言っておきます。　(活動国ラオスより)

JL達の説明に聞き入る子ども達

歌による啓発活動

JL達による演劇