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エファ通信50号
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みなさま
悪いことを想像すると、その通りのことが起こる、という経験
はありませんか?電車の降り際定期を取り出しながら「ここで取
り出したら落としたりして」と思った途端、見事電車とホームの
間をすり抜け線路へ…。卵を持っている時、テニスでボールを打
つ時、自転車で細い場所をすり抜ける時、様々な場面で、不必要
に良くない想像をしてしまったがために(それが原因としか思え
ない)ヘマをしてしまうこと、ありますよね。
悪いことが起こる、と想像することで、無意識のうちに頭の中
のイメージに沿う行動を取ってしまうのではないでしょうか。悪
い結果を夢想するのはなんらかの不安感がある時なのだと思うの
ですが、こうした今までの経験から、私はそんな不安を感じる場
面ではあえて逆のことを考えるよう心がけるようになりました。
たとえば「ここで鍵を落としたら…」と始まりそうになったら、
あえて鍵を握り締めてドアの前にたどり着く自分を想像する、と
いった具合です。
良いイメージを持つのが大切なのは、もっと大きな、もっと先
のことも同じだと思います。自分や、大切な人の将来のこと、仕
事のこと、世界のこと…。なるべく具体的に、良いことを思い描
くことができれば、きっと無意識にも、意識的にも、その良いこ
とに向かって行動することができるのではないかと思います。
(と言いつつ、難しい時もありますけれどね)。
さて、エファが支援する子ども達の未来像は… (宮)
■■目次■■
○お知らせ○
・書き損じハガキ寄付 上半期集計
・会員のみなさま:アンケートご協力のお願い
○主な動き○
・グローバルフェスタ2007報告
・カンボジア出張報告
・ベトナム出張報告
・NPOまつり報告
○ちょこっトピック○
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆書き損じハガキ・未使用切手 上半期(2007年4月~9月)集計
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大変多くのみなさまにご協力いただいております、書き損じハ
ガキ・未使用切手収集の上半期集計結果をご報告します。ご寄付
いただいた書き損じハガキは884枚。これを1枚5円分の手数料を
引いて切手に交換し、未使用切手の寄付と合わせて42,257円分の
切手になりました!昨年度1年分を上回る額になりました。大変
ありがとうございました。
今後も継続して募集いたします。年末・年始の時期にも再度募
集のお知らせをさせていただきますので、ご協力お願いいたしま
す。
◆エファ会員のみなさま アンケートにご協力ください!
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エファジャパンでは今年度も会員アンケートを実施します。今
回は「エファジャパンの活動への会員参加」について。このエフ
ァ通信にアンケート用紙(ワードファイル)を添付しております。
また、10月24日発送の「えんぱわ」にも同封しておりますので、
ぜひご協力ください。回答は12月25日までです。
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆グローバルフェスタJAPAN2007に出展しました
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10/6(土)-7(日)に東京・日比谷公園で開催された国際協力の
イベント「グローバルフェスタJAPAN2007」に参加し、展示・飲
食の2ブースを出展しました。 展示ブースでは活動紹介のパネ
ル展示に加え、お馴染みのエファグッズも販売。イラストレータ
ーの正木弘さんの似顔絵コーナーも好評で、収益金は昨年同様エ
ファにご寄付いただきました。また今年は児童労働ネットワーク
の呼びかけで行われたスタンプラリーにも参加しました。
飲食ブースではベトナムコーヒーの販売にも初挑戦。ボランテ
ィアさんの積極的な働きかけもあり、無事完売することができま
した。
今年は天候に恵まれ、2日間で8万人の来場者があったとのこ
とで、エファブースにも多くの方にいらしていただきました。
当日お手伝い頂いたボランティアの皆さん、ブースに来ていた
だいた方々、本当にありがとうございました!
◆カンボジア報告
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自治労和歌山県本部とエファジャパンが共同でカンボジア支援
事業を開始する運びとなり、10/6-12にスタディツアーをおこな
い、自治労和歌山県本部から委員長を含め6名、エファジャパン
から理事長イーデス・ハンソンと海外事業担当高山が同行してき
ました。初日に関西空港にてフライト遅延のため12時間以上も
待たされるというハプニングがあり、日程が大幅に変更してしま
ったにもかかわらず、皆様のご協力のおかげでカンボジアに入っ
てからは順調に過ごすことができました。
自治労和歌山県本部にはスラムの子ども30名に対しカンボジ
ア子どもの家(幼稚園)奨学金を、また将来の幼稚園教師となる
訓練生15名の奨学金を2年間にわたりご支援していただき、エ
ファジャパンも一部を負担しています。10/9に盛大な調印式をお
こない、その後子どもたちと一緒に動物園へ記念遠足に行きまし
た。これをもちまして、カンボジアの将来を担う子ども達そして
その子ども達を育てる教師の両面からの支援が開始いたしました。
また、今回はもう一つ、エファジャパンとカンボジアのNGO
SCADPとの支援事業が開始し、こちらも調印式をおこないま
した。この支援事業によって、私達は3箇所のスラムで寺子屋的
学校を運営し、様々な理由から学校に通えないスラムの子ども達
約200名に教育を受けさせることができます。
10月に始業式を向かえたカンボジアでは、私達の支援によっ
てたくさんの子どもや先生の卵が充実した教育を受けることがで
きるようになりました。今後も現地での調査や協議を繰り返し、
より良い支援になっていくよう努力してまいります。
◆ベトナム出張報告(中村・ラオス駐在)
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ベトナムのハイフォン市へ海外事業担当の高山と現在のプロジ
ェクトのモニタリング及び、今後支援予定地の事前調査へ行って
参りました。
初めてのハイフォン市訪問でしたが、ハイフォン市児童保護基
金の方々との協力によって、孤児や不幸にも親が養育出来ない子
ども達を保護し、独立するまで面倒を見ているニエムギア子ども
の家やホンバン愛の家を視察し、子どもたちが衣食住を保障され、
安心して学校に行くことが出来るということの大切さを再認識し
ました。
また、他にも水上スラム生活者の子どもたちなど、教育が受け
られない子どもたちが大勢居る現状も目の当たりにしました。
児童保護施設の職員や、市の児童保護担当職員は十分な研修を
受けておらず、能力向上の為の研修が必要とされています。
子どもの保護状況の向上や人材育成のため、職員研修への支援
を検討しています。
◆NPOまつり・フリーマーケット無事終了
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10月20日・21日に代々木公園で実施されたNPOまつりとフリ
ーマーケットに出展(店)しました。NPOまつりは、NPOの
活動を市民に紹介するとともに、市民が直にその団体に触れるこ
とができる機会として開催されています。国際協力団体のみが集
うグローバルフェスタとはまた趣きを異にし、子育て、環境、福
祉、防災など様々な分野で活動する団体を見ることができました。
また、隣接会場で開催されたフリーマーケットにも出店しまし
た。会員、ボランティア、その他の方々から寄付をいただいた商
品をほぼ完売し、約57,000円の売り上げ。出店料や運搬費などの
経費を除き、約33,000円がエファの活動に役立てられることにな
ります。今回は企画・運営ボランティアによるクイズコーナーも
設置し、たくさんの方に楽しんで買い物をしていただきながらエ
ファの活動を紹介することができました。ご協力いただきありが
とうございました!
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■青年海外協力隊 初派遣はラオスだった
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現在78カ国に派遣されている(派遣実績は82カ国)青年海外協
力隊(シニア隊員、短期緊急派遣を含む)ですが、派遣第一号の
国はラオスだったことをご存知ですか?
青年海外協力隊は、1965年に日本政府の事業として発足。当時
の海外技術協力事業団に事業の実施は委託されました。派遣第1
陣は同年12月に出発したラオス隊。稲作指導、野菜(畑作)指導、
日本語教師の計5名だったそうです。
途中、政策の変化や治安上の問題から15年間派遣が中止されて
いましたが、1990年に再開。1965年から2007年までの間に547人が
ラオスに派遣されています(うち派遣中22人)。
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
HP掲載は省略
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Tel: 03-3263-0337 E-mail: info@efa-japan.org
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発行人 イーデス・ハンソン 編集担当 宮原朝香