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エファ通信

2018.08.30 更新

エファ通信179号

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                         エファ通信179号
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みなさま

夏本番の8月前から、日本各地で今まで経験したことがないような
猛暑が続いています。
熱中症により亡くなる方も相次いでおり、文字通り、
「危険な暑さ」です。
十分に水分と休息を摂り、無理をしないでお過ごしください。

先週末、
東京にある岡山県・鳥取県と広島県のアンテナショップに
出かけました。
どちらのアンテナショップにも、大勢の人たちが
買い物に訪れていました。
現地に行かなくても、「何かをしたい!」
という思いを持っている方々が、
これだけ多くいらっしゃることに、素直に感動しました。
先の豪雨で被害を受けられた方々は、
暑さも相まって、未だ困難な状況が続いていることと思います。
でも、多くの人たちがみなさまのことを思っています。
一日も早い復旧をお祈りしています。

2018年7月の「エファ通信」をお届けします。

(味)

■■目次■■

○お知らせ○
・第39回全国自治労保育集会in大阪に出展します
・新ポスター完成のご報告

○主な動き○
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告

○ちょこっトピック○
・「助け合い」のこころ

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

第39回全国自治労保育集会in大阪に出展します
————————————————-
 エファジャパンは、今週末、7月27日(金)~29日(日)ま
で、大阪市の「大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)」
で開催される「第39回自治労全国保育集会」に、ブースを出展
いたします。
 開催期間中はブースにて、パネルを展示してエファジャパン
の活動紹介をするほか、エファグッズの販売なども行なう予定
です。同集会に参加する関係者のみなさま、是非、エファジャ
パンのブースにもお立ち寄りください。お待ちしております。

〇関連情報・写真
・自治労全国保育集会に出展します【大阪】
 https://www.efa-japan.org/?p=12598

新ポスター完成のご報告
—————————-
 エファジャパンでは、身近なところからの国際協力として、
「書き損じハガキ」と「古本募金」による寄付を年間を通して
お願いしております。「書き損じハガキ」は書き間違えてしま
った、または使わなかった未投函のハガキを直接、エファジャ
パン事務局にお送りいただいています。「古本募金」は、古本
買取の嵯峨野株式会社さん(お問合せ:0120-29-7000)に回収
からお願いしています。「書き損じハガキ」は年度末に郵便局
で切手に交換後、現金化して、ベトナム、ラオス、カンボジア
の子どもたちの支援に使わせていただいています。また「古本
募金」は毎月、みなさまからお送りいただき、買い取っていた
だいた古本の査定額が、嵯峨野株式会社さんよりエファジャパ
ンの口座に振り込まれます。現在は、エファジャパンが行なっ
ている、3ヵ国の支援活動全体で使わせていただいています。
 「書き損じハガキ」収集と「古本募金」へのお願いの、2018
年夏のポスターが完成しました。今回も、ボランティアのデザ
イナーさんにデザインしていただいた作品です。にっぽんの夏
の風物詩、「花火」を見る、「書き損じハガキ」のキャラクタ
ー・ゾウさんと、「古本募金」のキャラクター・トリさんが、
かわいいポスターとなっています。
 自治労の関係各労働組合や全国の国際協力協会、ボランティ
アセンターなどで、8月中旬以降、みなさまにご覧いただける
と思います。本年もこれまでに、多くのみなさまからたくさん
のご協力をいただいております。ありがとうございます。引き
続きのご協力、よろしくお願い申し上げます。 

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

ベトナム活動報告
———————
 2017年度に書き間違えたハガキや使用していないハガキをみ
なさまから寄付していただき換金した支援金で、4月の手洗い
用具の寄贈に続き、ハイフォン市のダイバン村とホアビン村の
障がい児クラブのメンバーに、通学用のリュックサック、学用
品、ミルクなどを寄贈しました。(内訳は、ダイバン村障がい
児クラブの子ども37名にリュックサック、ホアビン村障がい
児クラブの子ども4人にリュックサック、8人にノート一式、
12人にミルクを寄贈)。ダイバン村とホアビン村は、ハイフォ
ン市の中でも最も貧しい農村地域にあります。現在は夏休み期
間中のベトナムですが9月から始まる新年度に備え、子どもた
ちからは通学用のリュックサックや学習用のノートの要望が高
く、これらの品を寄贈しました。幼稚園や小学校に通う年齢に
達していない子どもたちや重度の障がいのある子どもたちには
主にミルクを寄贈しました。
また、ダイバン村とホアビン村の障がい児クラブでは、保護
者たちがお互いの悩みや思い、体験を語り合い共有するピアカ
ウンセリングを実施しました。ハイフォン市内で家具や手工芸
品を製造する作業所で所長を務め、自らも障がいを持つハウさ
んをカウンセリングの進行役であるファシリテーターとして招
きました。参加者たちは、「子どもの障がいのため生活の中で
直面する困難」について、悩みや思いを共有しました。「障が
い児(者)が多くの困難に直面するのは現実であり、その中で
障がい児(者)が自分自身のことをしっかりと受け止めて、家
族と地域がそれをサポートしていく環境づくりが重要です」と
話すハウさん。時間が進むにつれ、参加した保護者たちの話に
も熱がこもり、ハウさんによる最後の総括では、皆が身を乗り
出して耳を傾けていました。

〇関連情報・写真
・2017年度にご寄付いただいた「書き損じハガキ」による支援第二弾
 https://www.efa-japan.org/?p=12571

・障がい児クラブでピアカウンセリングを実施【ベトナム】
https://www.efa-japan.org/?p=12582

ラオス活動報告
——————-
 2011年からエファジャパンはラオス図書館協会の支援を行なっ
ており、その支援事業の一つとして同協会の機関誌の発行があり
ます。今年は6月に発行されました。機関誌はラオス全域に配布
され、図書関連情報を専門的に扱う国内で唯一の情報媒体です。
今回は300部発行され、ラオス各地の図書館や図書関連機関に配
布されました。今年の機関誌は22ページ。1月にエファジャパン
がラオス北東部のフアパン県で学校図書室の設置を支援した記事
も3ページに渡って掲載されています。毎年この機関誌ではエフ
ァジャパンの活動紹介の記事も掲載されますが、単に活動の紹介
をするのではなく、エファジャパンの図書館・図書室運営への取
り組みを紹介することで、ラオスの図書館・図書室運営の課題と
その改善策について啓発するように努めています。
ビエンチャン都立図書館に支援していた広報物の製作が完了し
ました。ラオスのビエンチャン都立図書館は、2006年に自治労中
央本部、自治労北海道本部、自治労東京都本部、自治労愛知県本
部のご支援で、建設、開館しました。開館から12年が経ち、近
年は利用者数が減少しています。そこで、自治労九州地連のご支
援で、ビエンチャン都立図書館紹介のパンフレット1,500部、ポ
スター12部、横断幕4枚の製作に取り組んでいました。
 ビエンチャン都立図書館のことを知らない市民もまだ少なくな
いうえ、これまで同図書館は広報物を製作したことがありません
でした。これらのパンフレットやポスターは市民が集まる公共施
設や商業施設で配布、掲示されます。横断幕はビエンチャン都立
図書館の表門や壁に掲示されました。同図書館のケオ館長は、
「自治労九州地連のみなさま。今回は私たちの図書館の広報活動
の支援をしてくださり心からありがとうございました。みなさま
のご支援で製作しました横断幕を早速、図書館の門や壁に掲示さ
せていただいたところ、多くの市民のみなさんが足を止め、見入
っています。そして、既に先月と比べ、利用者や図書の貸し出し
数も大幅に増えています。」と、話してくれました。

〇関連情報・写真
・ラオス図書館協会機関誌の発行を支援【ラオス】
 https://www.efa-japan.org/?p=12592

・自治労九州地連の支援でビエンチャン都立図書館の広報物作成【ラオス】
https://www.efa-japan.org/?p=12605

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「助け合い」のこころ
————————–
 2011年3月11日に発生した「東日本大震災」。未だ被災地の
みなさまは復興の途上で、日々、懸命に生活しておられると思
います。この時、海外から多くの支援やメッセージが届けられ
たことも記憶にまだ新しいと思います。2012年の年末に、日本
政府がまとめた資料では、163の国と地域、及び43の機関から
支援の表明があったそうです。
 今回の西日本を襲った豪雨での被害に対しても、すでに多く
の国や地域などから、義援金やメッセージが届いているそうで
す。エファジャパンが支援活動を行なっている、ベトナム、ラ
オス、カンボジアの3ヵ国からも、義援金やお見舞いメッセー
ジが届けられたとのこと。有り難い限りです。ベトナムからは、
7月20日、10万USドル(約1120万円)の支援金が、ベトナ
ム外務省から在ベトナム日本大使館を通じて贈られました。
文化や習慣の違いなどが、世界中にあることは事実です。し
かし、何処かで誰かが困っているとき、手を差し伸べる。日本
語で言う、「お互い様」や「助け合い」の精神。このこころは
世界共通なのだ、と再認識しました。
 エファジャパンの支援活動地の一つ、ラオスの地元スタッフ
からも、メッセージが届いています。
「テレビニュースで今回のことを知り、とても悲しく思ってい
ます。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一日
でも早く被害を受けられた地域が復旧することをお祈りしてい
ます」-ソンパン(エファジャパン・ラオス人スタッフ)より

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 敬称略。2018年6月28日~7月23日確認分 

カンボジア 計¥1,235
・yahoo募金

きしゃぽん 計¥36,808
・松木友幸、株式会社アグレックス、嵯峨野株式会社
 匿名 6名

※この欄へのお名前掲載についてご回答いただいていない方は
 匿名として掲載させていただいています。

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 敬称略。2018年6月28日~7月23日に登録の方 

 ※HPへの掲載は省略

ご寄付いただきましたみなさま、
新規入会、会員継続手続きをしていただきましたみなさま、
大変ありがとうございました。
引き続きあたたかいご支援を、よろしくお願い申し上げます。

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