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エファ通信

2018.03.22 更新

エファ通信174号

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みなさま

 極寒の地で熱戦が繰り広げられています。2月9日から韓国の平昌で
はじまった冬季オリンピック。連日、日本選手を始め世界各国のアスリ
ートの素晴らしいパフォーマンスに、心を奪われています。4年間、否、
それ以上の年月をかけて磨き上げてきた技術やメンタルが大舞台で輝き
を放つ様には、神々しささえ感じます。
今回のオリンピックでも多くの名場面が生まれています。メダリスト
たちにはもちろん、悔しさを噛み締めて敗れ去ったアスリートたちにも、
心からの喝采と感謝の想いを送ります。

 ありがとう、そしておつかれさまでした!

 オリンピックは25日に閉会式を迎えますが、その後、3月9日からは
冬季パラリンピックが開催されます。こちらにも期待です。

 今冬はこれまで、日本各地で「大雪」のニュースが多く見られます。
24時間を超える道路上の車内や列車内での立ち往生や、雪が原因で大怪
我をしたり命を落とした方々も多くおられます。未だ大雪が残る地域に
お住いの方々にお見舞い申し上げるとともに、命を落とされた方々のご
冥福を心よりお祈りいたします。

 2月のエファ通信をお送りいたします。
 ご一読いただければ幸いです。

(味)

■■目次■■

○お知らせ○
・2017年度の会費等は3月末までのご入金をお願いします
・「第89回メーデー中央大会」に出展します

○主な動き○
・「第25回ワン・ワールド・フェスティバル」に参加しました
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
・カンボジア活動報告

○ちょこっトピック○
・難を逃れるために来た難民申請者の受難

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆ 2017年度の会費等は3月末までのご入金をお願いいたします
——————————————————————–
 エファジャパンの会計年度は4月~3月となっております。エファ
ジャパン会員・エファパートナーのみなさまにおかれましては、2017
年度の会費、パートナー寄付金は2017年度が終了する3月末日まで
にご入金いただければ幸いです。ご入金等に関してご不明な点はエフ
ァジャパン事務局あてにお問い合わせください。
 また、正会員以外の会費、パートナー寄付金、その他寄付・募金は
寄付控除の対象となります。詳しくはエファジャパンHP、国税庁の
HPをご覧頂くかお住まいの地域の税務署へお問い合わせください。

〇関連情報
・エファジャパンHP(認定NPO法人:個人でのご寄付)
 https://www.efa-japan.org/?page_id=10945

・エファジャパンHP(認定NPO法人:法人でのご寄付)
 https://www.efa-japan.org/?page_id=10951

・エファジャパンHP(認定NPO法人:相続財産のご寄付)
 https://www.efa-japan.org/?page_id=10956

・国税庁HP(寄附金を支出したとき)
 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/html/04_3.htm

◆「第89回メーデー中央大会」に出展します
———————————————–
 エファジャパンは、4月28日(土)午前10時から午後2時半の予
定で開催される、「第89回メーデー中央大会」にブースを出展します。
場所はJR山手線の原宿駅から徒歩約10分の「代々木公園イベント広
場」周辺です(代々木体育館の近くです)。
 エファジャパンのブースは広場にある「音楽堂」のすぐ近く、歩道
橋の下の予定です。ブースでは、私たちの活動紹介や簡単なクイズの
出題も予定しています。さらにかわいいエファグッズの販売もありま
す!今後、ボランティアさんにお手伝いをお願いするかもしれません。
その際は、ご協力よろしくお願いいたします。
 メーデーにご参加予定の方、またはそうでない方も、是非、エファ
ジャパン・ブースにお越しください。お待ちしております!


▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

◆「第25回ワン・ワールド・フェスティバル」に参加しました
——————————————————————-
 2月3、4日に大阪市北区の北区民センターなどで開催された第25
回ワン・ワールド・フェスティバルはお天気にも恵まれ、二日間で約
25000人(実行委員会発表の速報値)という多くの人たちが訪れ大成
功の結果に終わりました。
エファジャパンは今回、初出展。多くのみなさまにブースにお越し
いただきました。大変ありがとうございました。
「どのような活動をされているのですか?」「高校で国際協力のサー
クルを作ろうと思っているのですが、どのようなことをすればよいで
しょう?」など、国際協力活動に対して熱心な方々が多く、良い刺激
をたくさんいただきました。
 今回のイベント出展を機に、今後は近畿、そして全国のみなさまに
ももっともっと私たちの活動を知っていただけるような活動もしてい
きたいと思っています。 いつも応援していただいているみなさま、
そして新しくエファジャパンを知っていただいたみなさま、今後とも
何卒よろしくお願いいたします。

〇関連情報・写真
https://www.efa-japan.org/?p=12282  

◆ベトナム活動報告
———————-
 ベトナムではお正月を「テト=節」と言い、年間を通じて最も重要
な祝祭日の一つとなっています。テトは旧暦でお祝いをするため、毎
年日にちは変わります。今年は2月16日がテトでした。テトを迎える
とベトナムの人達は、プレゼントを贈り合います。また、子ども関連
の施設や集まりの場でもプレゼントが配られます。エファジャパンが
活動を支援しているハイフォン市の障がい児クラブでもテトを祝う催
しを開き、障がい児達にお菓子や調味料の入ったプレゼントを配りま
した。子ども達はプレゼントを手に、一緒に参加した保護者と嬉しそ
うな表情を見せていました。

○関連情報・写真
https://www.efa-japan.org/?p=12293

◆ラオス活動報告
——————–
 自治労佐賀県本部のご支援でルアンパバン県子ども文化センター(CCC)
に、ラーマヤナ舞踊劇とイコー舞踊、イポック人形劇で使用する舞踊衣
装と劇用具を寄贈しました。
近年、ラオスでも市場経済の波が押し寄せ、物質的な合理性や効率性
が優先されていく中で、古き良き風習が廃れて、伝統文化や芸能を受け
継いでいく担い手不足が深刻な問題となっています。ラオスでは広く知
られているラーマヤナ舞踊劇とイコー舞踊、イポック人形劇もこの例に
漏れず、これらを再び活性化させることはラオス全体の伝統文化・芸能
にとって重要な課題になっています。特にイポック人形劇はラオス人皆
が知っており、ルアンパバン県にルーツを持ちながらも、消滅しつつあ
る貴重な伝統人形劇です。
 今月17日には今回寄贈した舞踊衣装と劇用具を使って、ラオスの首
都ビエンチャン都で開かれた「ビエンチャン・パフォーミング・アート
・フェスティバル」でルアンパバン県CCCのジュニアリーダー(CCCの
年長の子ども達)がイポック人形劇を披露しました。今後も、これらの
寄贈した舞踊衣装と劇用具を使った舞踊や劇を、ルアンパバン県での活
動や他県での公演で披露したり、観光シーズンには世界遺産の街ルアン
パバン県に集まる観光客を相手に演じたりする予定です。

○関連情報・写真
https://www.efa-japan.org/?p=12306

◆カンボジア活動報告
————————
 自治労千葉県本部の有志5名のみなさんが、エファジャパンの現地NGO
パートナー「SCADP」が運営する首都プノンペンの児童保護施設とタイ国
境沿いのプレアビヒア県にある児童保護施設を訪問しました。プノンペ
ンの児童保護施設では子ども達とデザートを一緒に作った後、みんなで
デザートを食べて交流しました。プレアビヒア県の児童保護施設では子
ども達による伝統舞踊を鑑賞された後、施設の敷地内を視察されました。
自治労千葉県本部では、今年末に同児童保護施設へのスタディーツアー
を予定されており、その際に参加者全員で出来る作業について検討をし
ました。

○関連情報・写真
https://www.efa-japan.org/?p=12299

 
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

◆難を逃れるために来た難民申請者の受難
——————————————–
 1970年代後半。戦火が燃え盛っていたインドシナ半島。各国で生ま
れる新体制下での迫害を恐れ、ベトナム、ラオス、カンボジアから多
くのインドシナ難民-いわゆるボートピープルが日本に避難して来ま
した。1979年には日本政府がボートピープルを受け入れる事業が開始
されます。2006年の事業終了までの間に、約11,000人のインドシナ
難民が受け入れられました。その多くは神奈川、埼玉、兵庫等の地域
に定住していています。このように日本は難民政策において、40年近
い歴史を持っています。
 1981年に難民条約に加入後、翌年82年に出入国管理及び難民認定
法が整備され、近年にかけて様々な修正が加えられてきました。日本
で難民申請を希望する者は、法務省入国管理局に登録し入国審査官に
よる審査などを経て条約難民として認定されます。不認定の場合も異
議申立てが認められ、その場合は難民審査参与員を中心に再度審査さ
れます。異議の審査後、不認定の場合は裁判所による見直しを求める
ことも可能です。
 しかし近年、難民を巡る様々な問題が起きていることも事実。中で
も懸念されているのは就労を目的とする難民申請が急増していること。
それを受けて、法務省は今年1月、「濫用・誤用的な申請を抑制する」
ことを目的に申請6ヶ月後から就労を許可するというそれまでのルー
ルを廃止すると発表しました。
 そのような状況下で同省は2月13日、2017年に日本で難民認定を
申請した外国人は19,628人と前年から約80%増加し、過去最高を更
新したことを明らかにしました。難民と認定されたのは20人で、前
年の28人から減少しています。認定数が前年比で減少したのは4年
ぶりとのこと。難民申請者の国籍は、多い順にフィリピン4,895人、
ベトナム3,116人、スリランカ2,226人など。認定されたのは、エジ
プト5人、シリア5人、アフガニスタン2人などとなっています。こ
の他、人道上の配慮を理由に在留を認められた人は45人だったそう
です。
 「就労目的の難民申請」は、先に廃止された就労に関するルールが
あったから増加したとも考えられますが、一方でそうでない本当に難
民としての認定を待つ人達にはこのルール廃止が、認定期間の生活を
苦しくしていることも事実です。
 シリアやアフリカなど、世界中で未曾有の数の難民が生まれている
現在、日本の難民政策をもう一度見直す必要があるように思えます。

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

敬称略させていただきます。(2018年1月25日~2月20日確認分)

カンボジア 計¥3,995
・Yahoo!ネット募金

きしゃぽん 計¥34,601
 石手正明、岡野和久、大河真由美、匿名個人4人
 自治労本部、自治労埼玉県本部

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

※HPへの掲載は省略  

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