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エファ通信157号
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みなさま
早いもので、エファジャパンの2016年度は
10月から後半戦に入ります。
今のところ、11月には新事務局長が就任予定で、
事務局体制も新しくなります。
現在エファジャパンでは
中・長期計画の策定作業中。
ベトナム、ラオス、カンボジアの
10年後を想像しながら、
希望的観測や理想像も頭の片隅に置きながら、
じゃあエファジャパンは何をすればいいのか
何ができるのかを検討しています。
そしてそれを実現するために
どんな応援をみなさんにお願いしていきたいのか、も
よく考えていきたいと思います。
そして、当面3~5年の具体的な事業計画を立てる予定です。
エファジャパンも、スタッフ一人ひとりも
ステップアップをめざして頑張れるような
計画作りをしたいと思っています。
(宮)
■■目次■■
○お知らせ○
・古本リサイクル募金での書き損じハガキの取り扱い
・エファジャパンHPがスマホ対応に
○主な動き○
・自治労定期大会に出展しました
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
・カンボジア活動報告
○ちょこっトピック○
・スマホゲームで水事業を応援
○寄付情報○
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆古本リサイクル募金での書き損じハガキの取り扱い
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10月1日より、古本リサイクル募金での書き損じハガキの取
り扱いが変わります!
これまでは、嵯峨野株式会社へ古本などと一緒に書き損じ
ハガキを送付した場合、古本やDVDなどは買取され買取金
がエファジャパンへ寄付として入金されましたが、書き損じ
ハガキは買取されず、ハガキのまま月に1回まとめてエファジ
ャパンへ転送されていました。
10月1日からは、書き損じハガキも買取物品となり、嵯峨野
株式会社で古本などと一緒に査定・買取され、寄付金として
エファジャパンへ入金されます。そのため、発行する領収証
も書き損じハガキの買取金額を含んだものとなり、エファジ
ャパンで収集している書き損じハガキの集計には含まれない
ことになります。なにとぞご了承のほどお願いいたします。
◆エファジャパンHPがスマホ対応に
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エファジャパンHPがスマートフォン対応になりました。
これまでは、スマートフォンからエファジャパンHPへアク
セスしてもPC版と同じページが小さく縮小して表示されて
いたため、見にくい状況だったのではないかと思います。ス
マートホン対応になった現在は、小さい画面でも見やすいレ
イアウトになり、HP内のページも探しやすくなりました。
ぜひスマートフォンからのアクセスも試してみてください!
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆自治労定期大会に出展しました
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8月25日から26日まで長崎市で開催された自治労第89回定
期大会に、エファジャパンから伊藤理事長、植本副理事長、
ハンソン顧問、小宮次期事務局長候補、大島前事務局長の計
5名が参加しました。今年中に新事務局長が就任予定のため、
その紹介も兼ね多人数での参加になりました。
会議場では初めて定期大会に参加した伊藤理事長が2日間に
わたる議論を熱心に傍聴しました。大島前事務局長にとって
は最後の定期大会になるので、これまでお世話になった各県
本部の役員の方々にご挨拶と後任の紹介。ブースではエファ
の活動を紹介したパネルを展示したほか、ハンソン顧問、植
本副理事長、小宮次期事務局長候補が中心となり、カンボジ
アの障がい者支援団体から入荷したスカーフやペンケース、
ラオスの貧困家庭を支援する団体のキーホルダー、ベトナム
の障がいを持つ人々が製作した巾着袋などを販売しました。
エファが以前ベトナムで職業訓練支援として独自生産してい
た「JICHIRO」ロゴ入りの布袋はほぼ完売し、事務所にわず
かな在庫を残すのみとなりました。ブースでは多くの組合員
の皆様と交流することができ、グッズの売り上げは123,400円
に達しました。お立ち寄りくださった皆様、ありがとうござ
いました。
◆ベトナム活動報告
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エファジャパンはハイフォン市ソーシャルワークセンター
と協力して、ハイフォン市の3つの町・村(ギアサー町、ドン
ケー町、タンズオン村)で支援を必要とする子ども達を対象
とするプログラムを立ち上げ、活動の一部として、困難な状
況にある子ども達による文化・遊戯活動(1回/2ヵ月)を支援
しています。今回は、この活動で着用する活動服を発注し、
計114人の子ども達に寄贈しました。活動服の寄贈は衣類の支
援も兼ねており、今後子ども達はこの活動服を着て参加しま
す。
1999年に自治労栃木県本部により設置された「アジア子ど
もの家奨学金基金」では、支援金をベトナムの銀行口座に預
金し、金利から得られる利息を奨学金として、毎年ハイフォ
ン市の困難な状況にある子ども達に支給しています(現在の
ベトナムの銀行では、ベトナムの通貨ドンの預金金利は大体
5%)。ベトナムの子どもの日である中秋節(今年は9月15日)
が近づくと各地で子ども関連のイベントが官民挙げて開かれ
ることから、アジア子どもの家奨学金基金からもこの時期に
合わせ、困難な状況に置かれながら優秀な成績を収めた子ど
も達53人に奨学金90万ドン(約4,200円)と10万ドン(約470
円)分のギフトを支給しました。
エファジャパンは、支援を必要とする子ども達を対象とす
るプログラムを上記の3つの地域(ドンケー町、ギアサー町、
タンズオン村)で実施している他に、連合愛のカンパで3つの
障がい児教室(ドンクオックビン地区障がい児教室、ティエ
ンラン町障がい児教室、タンフォン村障がい児教室)、自治
労岡山県本部のご支援でフンティエン村障がい児教室の活動
を支援しており、これら計7つの支援場所でも、中秋節を祝う
イベントを行ないました。各イベントの開催場所では、地域
の青少年を招いて、獅子舞を披露してもらったり、ゲームを
したり、歌を歌ったりしました。
また、連合愛のカンパで支援を行なっている3つの障がい児
教室がある地域(ドンクオックビン地区、ティエンラン町、
タンフォン村)で、ハイフォン市ソーシャルワークセンター
の職員2名が講師となり、ベトナムにおける子どもの保護・ケ
アの政策及び支援制度に関する講習を、子ども関連の活動に
携わる住民や大衆組織のメンバー30名~50名を対象に実施し
ました。今後、参加者は今回の講習で学んだことをそれぞれ
の活動の中で生かし、その他の地域の住民に伝えていくこと
が期待されます。
○関連情報・写真
・ハイフォン市の子ども達に奨学金を支給
https://www.efa-japan.org/?p=11199
・エファジャパンの各支援地で中秋節を祝うイベントを開催
https://www.efa-japan.org/?p=11207
・子どもの保護・ケアの政策及び支援制度に関する講習を実施
https://www.efa-japan.org/?p=11238
◆ラオス活動報告
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ドンクワイ村コミュニティ図書館は、自治労青森県本部の
ご支援により2013年12月にヴィエンチャン都郊外のドンクワ
イ村小学校の敷地内に建設されました。自治労青森県本部に
は定期的に継続支援をいただていますが、今回は9月5日のラ
オスの新学年度開始に合わせて、新しい本156冊と文房具一
式を寄贈していただきました。
自治労中央本部及び3県本部(愛知・東京・北海道)のご支
援で2006年12月に開館したヴィエンチャン市立図書館は、今
年12月で開館10周年を迎えます。そこで、元自治労東京都本
部組合員で司書として勤務されていた関谷康子氏に依頼し、
開館10年の評価報告書作成のための調査をヴィエンチャン市
立図書館で実施していただきました。関谷氏の他に、宮城県
の図書館員4名の方もボランティアで参加され、職員への聞き
取りや資料収集などを行ない図書館の運営状況を調査した他、
現在は利用者のニーズを把握するため来館者にアンケートを
実施中です。本調査により作成される報告書を基に、自治労
やエファの関係者が今年12月9日に現地で行なう予定の図書館
開館10年の評価会議で、これまでのヴィエンチャン市立図書
館の支援の総括をし、今後の支援方針について検討していく
予定です。
○関連情報・写真
・ヴィエンチャン市立図書館開館10年の評価調査を実施
https://www.efa-japan.org/?p=11228
◆カンボジア活動報告
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自治労の定期大会会場で販売したカンボジアのグッズは、
障がいのある人々の生計支援になる物を中心に販売していま
す。定期大会での販売で品薄になったため、ペンケースなど
の小物を仕入れているワットタン・アーティザン・カンボジ
ア(WAC)のプノンペンのショップを訪問しました。WACは、
障がい者のための職業訓練学校のスタッフと卒業生が2004年
に設立した団体で、ショップと工房はワットタン(タン寺)
の境内にあります。ワットタンの境内では、以前エファが寺
子屋教室を開いていたため、ある日突然オープンしたハンデ
ィクラフトショップを訪問したのがWACの存在を知ったきっか
けでした。
今回ショップの裏にある工房を見学する機会がありました。
工房の内外では、10数名の障がい者がミシンや工具を使って
クラフトの作製に励んでいました。話をすることができた女
性は、事故で腰を痛め長時間座ったり立っていたりすること
ができず、9年前に工房で働き始めました。それまでは村で母
親の物売りを手伝っていましたが、クラフトの制作を始めて
からは、プノンペンで自活ができ、田舎の母親にも仕送りし
ているそうです。障がいのある仲間といっしょに仕事ができ
ることを何よりも喜んでいました。
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■スマホゲームで水事業を応援
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ユニセフ(国連児童基金)は、スマートフォンで無料ゲー
ムをプレイするとスポンサー企業がマダガスカルへの水・衛
生事業に資金を提供するゲームアプリをリリースしました。
これは、2007年にユニセフが開始した、世界中の子ども達が
清潔で安全な水を使えるようになることを目標に開始したTAP
PROJECT(タッププロジェクト)の一環で実施されています。
下記にご紹介するゲームページに掲載されているQRコー
ドからスマートフォンでアクセスすると、すぐにゲームが開
始します(アプリをダウンロードしたり、個人情報を登録し
たり、寄付をしたりする必要はありません)。画面に現れる
水滴をスマートフォン本体をを傾けて移動させ、画面背景に
ある世界の国々のシンボルの上を通過してフラッグをゲット
しながら、画面下部のマダガスカルへ水滴を届けます。ゲッ
トできたフラッグの数に関係なく1回のプレイが100円の資金
になります。7つのフラッグ全部をゲットしたい場合は、スマ
ートフォンを水滴が乗ったお皿のように水平に持つのがポイ
ント。そうすれば水滴を画面上で縦横無尽に動かすことがで
きます。通常使うように垂直に持っていると水滴は上から下
に行くだけなので要注意。画面の端にはフラッグの場所と水
滴の場所を示す地図も出てくるので便利です。
1プレイにつき100円の資金を提供するのは日本製粉。200万
円が上限なので目標は2万回プレイです(現在7,000回くらい)。
開催期間は11月3日まで。
・TAP WATER ADVENTURE(タップウォーターアドベンチャー)
https://www.tapproject.jp/tap-water-adventure/
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
2016年8月24日~9月27日確認分
カンボジア 計¥1,220
・Yahoo!ネット募金
きしゃぽん 計¥14,857
・個人10人
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
敬称略。2016年8月24日~9月27日に登録の方
※HPへの掲載は省略
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発行人 伊藤道雄 編集担当 宮原朝香