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エファ通信１５５号
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みなさま
夏真っ盛りの今、世間を騒がす話題と言えば！
そう、都知事選 …ではなく
ポケモンGO ではないでしょうか。
すでに海外で数週間早くリリースされており
功罪諸々話題が日本にも届いていたので、
携帯ゲームで遊ばない私のような人間も
「あぁ、そういう感じのが日本でも始まるんだな」と
ちょっとした騒動を迎える心の準備ができていたような気が。
これってメーカーの戦略だったのかしらん
とちらりと思ったりしています。
そして、日本でもついに配信開始で
早速メリット、デメリット、色々言われていますね。
やはり、事故の原因になったり
危ない所に入って行ったりするのはいけません。
神社仏閣などそもそも別の目的を持つ施設の対応は、
「禁止」から「ルールを守って歓迎」まで様々なので
一概には言えませんが、
少なくとも危険な場所や立ち入り禁止区域は
始めからゲームの設定で外しておけばいいのに
と思ったのは私だけではないはず。
そうしたゲーム側の配慮と共に
従来から言われていた携帯使用のマナーの問題が
拡大して一層注意・注目されることになりました。
けれど、家に引きこもっていたのが外出するようになった、
思春期の子どもとの会話のきっかけになった、
駅と家の往復だけだった地元に詳しくなった、など
このゲームがきっかけで起った良いことも聞こえてきます。
まぁ、そもそもゲームはそれ自体が面白いから遊ぶ訳ですが（笑）。
他のゲームと一線を画す盛り上がりを見せているのは
数世代を風靡した（している？）「ポケモン」であり、
人間の収集癖とか狩猟本能（？）に訴えるというだけでなく、
現実世界を舞台に（背景に）遊べるところが
これまでになく画期的なんじゃないかな、と勝手に考えています。
当初の盛り上がりを過ぎれば
満足して飽きる人たちも一定数出てくるでしょうから
ゲームに興味の無い部外者（と社会）の慣れと共に
そのうち落ち着いてくるんじゃないでしょうか。
こうした技術とか、ゲームの遊び方にしても、
進歩や変化を伴うものについて確実に言えることはひとつ。
いくら嫌がったり拒否したりしても、
それが無くなったり元に戻ったりした試しはありません。
付き合い方は人それぞれですが、
やはりメリットを最大限に活かし
デメリットをいかに抑制するか、
を社会全体で考え実践していく建設的な態度が
求められるのではないかと思います。
（宮）
■■目次■■
○お知らせ○
・8月1日より新しい職員が着任します
○主な動き○
・自治労定期大会に出展します
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
○ちょこっトピック○
・エイズ撲滅への取り組み
○寄付情報○
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆8月1日より新しい職員が着任します
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先日よりご案内のとおり、エファジャパンでは大島事務局
長の定年退職に伴い、新しい事務局長候補となる職員を募集
していました。先日無事選考が終了し、8月1日より新事務局
長候補として小宮由美が着任いたします。現在事務局長の業
務は大島が契約職員として12月までの間執行しており、その
間、東京事務所および海外支援地での引き継ぎを行ない、1月
に新事務局長が就任する予定です。着任後、まずはエファ通
信やスタッフブログでみなさまにご挨拶させていただきます。
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆自治労定期大会に出展します
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エファジャパンは、8月25日・26日に長崎で開催される自治
労定期大会に出展します。今回は、伊藤理事長、植本副理事
長、ハンソン顧問、大島前事務局長、小宮新事務局長（予定）
が長崎のブースでみなさまをお待ちしております。初参加と
なります伊藤理事長、並びに新事務局長に内定しております
小宮共々、なるべく多くの県本部のみなさまにご挨拶できれ
ばと考えております。
例年どおり、ブースではエファグッズの販売もいたします。
今回はベトナムから新たにオリジナル巾着袋を商品に加え、
エファジャパンの支援地であるベトナム、ラオス、カンボジ
アの貧困家庭や障がい者の職業訓練・家計向上を支援するチ
ャリティー雑貨を揃えております。また、エファの隣にはフ
ィリピンの団体ドーン（DAWN）のボランティアメンバーによ
る商品販売スペースも設置予定です。みなさまのお越しをお
待ちしております！
◆ベトナム活動報告
————————
ハイフォン市ソーシャルワークセンターと協力し、支援を
必要とする子ども達を対象とするプログラムを立ち上げてい
る3つの町・村(ギアサー町、ドンケー町、タンズオン村)で、
困難な状況にある子ども達による文化活動を視察し、子ども
の日のお土産として、お菓子や飲料水、調味料などの入った
袋を手渡しました。
エファジャパンは、上記3つの町・村で、地域の子ども関係
の活動に携わる住民を対象とした子どもの保護・ケアに関す
る研修の実施（1回～2回/年）や、困難な状況にある子ども達
（各町・村20人～30人）による文化活動の実施（1回/2ヵ月）
を支援しています。ベトナムでは6月1日の子どもの日にあわ
せて、行政が社会団体や企業から寄付を募り、地域の困難な
状況にある子ども達にお土産が渡されます。エファジャパン
も子どもの日にあわせて、上記3つの町・村の困難な状況にあ
る子ども達にお土産を渡す予定でしたが、行政上の手続きの
遅れで実施時期がずれてしまいました。また、訪問時には子
ども達が活動で着るための活動服を発注するため、子ども達
の寸法を測りました。
○関連情報・写真
・困難な状況下にある子ども達に子どもの日のお土産を贈呈
https://www.efa-japan.org/?p=10998
◆ラオス活動報告
—————-
自治労静岡県本部のご支援により2010年2月にヴィエンチャ
ン都郊外のノンセンチャン村小学校の敷地内にコミュニティ
図書館を建設しました。しかし、建設から6年以上が経ち、図
書館のペンキが剥がれたり褪せたりしていたため、自治労静
岡県本部から継続支援をいただき、塗装をやり直しました。
塗装前は建物全体が薄暗い感じでしたが、塗装後は外観も内
観も明るく綺麗になり、今後さらに多くの子ども達が図書館
に来たいと思ってくれるでしょう。また、先月ヴィエンチャ
ン都で発生した台風により、ノンセンチャン村小学校の貯水
タンクが破損し、学校で給水ができなくなっていたため、新
しい貯水タンクを購入・寄贈しました。
○関連情報・写真
・ノンセンチャン村コミュニティ図書館の建物を塗装
https://www.efa-japan.org/?p=11008
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■エイズ撲滅への取り組み
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7月18日から22日まで、第21回国際エイズ会議が南アフリカ
のダーバンで開催されました。研究者や感染者の支援に携わ
る関係者など1万8,000人が参加したこの会議は、健康、ある
いは開発に関するどのグローバル会議よりも規模が大きいも
ので、エイズ流行がピークとなっていた1985年に第1回が開催
されました。
過去15年間において、国際社会によるエイズ撲滅への取り
組みは目覚ましい進展を遂げています。2015年までに世界で
HIV治療を受ける人々は1,500万人に達しました。2002年から
2012年の間にHIV治療の恩恵を受けられるようになった人が大
幅に増加した結果、420万人が死を免れ、58％の新たな感染が
防がれたと推計されています。
しかし、2000年当時に存在した問題は今でも解消されるこ
となく残っており、現在HIVと共に生きる人々の60％は未だ適
切な治療を得ることができずにいます。また、南アフリカで
親を亡くしたエイズ孤児が250万人に上るなど、特にアフリカ
南部や東部で引き続き深刻な社会問題となっています。国際
社会が直面する課題は、同性愛の男性、セックスワーカー、
移住者、囚人、若い女性といったグループに新たな感染が増
えていることです。これはこうした高い感染率を示すグルー
プに対する差別や社会的スティグマ（ネガティブなレッテル）
が対策を遅らせているためであり、病気そのものが大きな問
題なのではありません。なぜなら、人類はすでにこの病気に
対する必要な知識も治療法も持っているからです。
2016年に策定された今後15年の国際社会共通の新たな目標
「持続可能な開発目標（SDGs）」では、2030年までにエイズ
ウィルスの感染を終わらせるとしていますが、このままでは
達成することはできないとして、対策の一層の強化が求めら
れています。国連機関UNAIDS（国際合同エイズ計画）のロー
レス事務局次長は、エイズ問題に対する国際社会の資金的サ
ポートの重要性を強調しました。「それなしでは、将来国際
社会はエイズ流行の復活に見舞われることになるでしょう」。
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
2016年6月29日～7月26日確認分
カンボジア 計￥31
・Yahoo!ネット募金
ようちえん募金 計￥1,000
・個人1人
きしゃぽん 計￥10,092
・自治労本部
・個人5人
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
敬称略。2016年6月29日～7月26日に登録の方
※ＨＰへの掲載は省略
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発行人 伊藤道雄 編集担当 宮原朝香
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