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エファ通信151号
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みなさま
東京では今週末あたりに花見客の出足が盛況になりそうですが、
みなさまじっくりお花見の予定はありますか?
エファジャパン事務局は市ヶ谷駅から靖国通りを通って来ると
通りの両側に立ち並ぶ桜並木を楽しむことができ、
駅から若干遠い立地が嬉しい唯一の季節でもあります。
桜の散り際に風の強い日があると
桜吹雪の中を通勤することになるのも私は気に入っています。
さて、桜の季節と言えば出会いと別れ、
終わりと始まりの季節でもありますが、
エファジャパンでは事務局長の大島が3月末に定年退職を迎えます。
とは言え、ご存知のとおり後任の事務局長を募集している最中で、
新しい事務局長の採用、研修期間が終わるまでの間は
引き続き大島が嘱託職員として事務局長の業務を継続します。
下のお知らせ欄では大島からのご挨拶を掲載しております。
引き続きエファジャパンの活動に
みなさまのご理解とご協力をいただければ幸いに存じます。
(宮)
■■目次■■
○お知らせ○
・事務局長大島より:定年退職のご挨拶
・エファグッズにベトナムから新しい商品追加
○主な動き○
・認定の取得について
・カンボジア出張報告
・ベトナム活動報告
○ちょこっトピック○
・紛争しか知らない6歳以下の子ども8,000万人以上
○寄付情報○
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆事務局長大島より:定年退職のご挨拶
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3月末に定年退職を迎えます。
2007年7月以来8年8カ月余り、皆様のご支援により事務局長
としての職責を全うすることができました。心より感謝申し
上げます。
NGOで長年仕事をしてきた者として、エファをファイナルス
テージにできたことをうれしく思います。
後任が決まっていないため、年末までは嘱託として週4日こ
れまで通りの業務を行ないますので、今後ともよろしくお願
い申し上げます。
◆エファグッズにベトナムから新しい商品追加
———————————————
3月より、エファグッズにベトナムから新しい商品が加わり
ました。ベトナム・ハノイの障がい者作業所センター・オブ・
トゥモローで製作された巾着袋(税込み500円)です。色は紫
と黒の2種類。それぞれ袋口に柄布をあてて、渋い中にもおし
ゃれさを出したデザインです。
センター・オブ・トゥモローは、自身も事故によって障が
いを負った女性レー・ミー・ヒエン氏によって2002年に設立
された民間の作業所で、障がい者の職業訓練と雇用創出を目
的としています。刺繍や雑貨などの民芸品製作の職業訓練を
行ない、各人の障がいに応じて作業を分担し製作。センター
を通じた販売で製作者が収入を得ています。
○関連情報・写真
・エファグッズ商品一覧
https://www.efa-japan.org/?page_id=11136
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆認定の取得について
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エファジャパンでは、皆様から、よりご支援いただきやす
い環境を整えるために認定NPO法人の取得準備を進めてい
ます。認定を受けると、エファジャパンへの寄付(正会員以
外の会費(賛助会費、シニア会費)、エファパートナーを含
む)は寄附金控除の対象となり、個人の寄付者は確定申告に
よって税金の還付を受けられるようになります。
昨年11月末に認定申請書を所轄庁である東京都に提出しま
した。書面審査を経て、3月16日には都の職員がエファ事務所
に来訪し、実施調査が行なわれました。今後の審査が順調に
進めば、早ければ5月下旬頃に認定が下りる見込みです。
認定の取得時期が正式に分かり次第、皆様には改めてお知
らせいたします。
◆カンボジア出張報告
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2月29日、自治労京都府本部ご一行9名が首都プノンペンに
ある国立幼稚園教員養成学校(PTTC)を訪問されました。
PTTCは、1997年に自治労のアジア子どもの家事業で「カン
ボジア子どもの家」として設立されたカンボジアで唯一の幼
稚園教員養成学校です。現在1年生と2年生合わせて476人の訓
練生が学んでいます。
京都府本部は、2000年9月に国際連帯活動としてワゴン車を
贈呈しましたが、その車が教育省のメンテナンスで現在も使
われていることが確認されました。また、今回京都府本部か
らは、訓練生用のコンピュータと図書が贈呈されました。
久しぶりの自治労の訪問で、ソリダ校長のプレゼンテーシ
ョンや敷地内の案内にも熱が入り、予定の時間をオーバーし
てしまいました。
なお、日本で研修を受けたダビ副校長は2月に退職し、ソリ
ダ校長も来年には定年退職を迎えます。
○関連情報・写真
・自治労京都府本部が国立幼稚園教員養成学校を訪問
https://www.efa-japan.org/?p=10758
◆ベトナム活動報告
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エファジャパンは2014年1月から連合愛のカンパの支援を受
け3つの障がい児教室(ドンクオックビン地区障がい児教室、
ティエンラン町障がい児教室、タンフォン村障がい児教室)、
2015年1月から自治労岡山県本部の支援を受けフンティエン村
障がい児教室の、計4つの障がい児教室の活動を支援していま
す。これらの障がい児教室では、地域社会で孤立しがちな障
がい児達に外に出て活動の機会を与えるため、文化活動や遊
びなどが行なわれています。
これらの障がい児教室では2月から新たな活動支援の1年が
始まるため、2月末~3月初旬にかけて、今後1年の活動スケジ
ュールを作成しました(今年は2月初旬~2月中旬までがベト
ナムの旧正月テト休暇だったため、実質的に障がい児教室が
活動を開始するのは2月末からでした)。これらの活動スケジ
ュールは、まず各障がい児教室に草案を作成してもらい、そ
の後各障がい児教室がエファジャパンの現地協力機関である
ハイフォン市ソーシャルワークセンターの職員と話し合った
後、最終的なスケジュールが決められました。特に連合愛の
カンパから支援を受けている3つの障がい児教室は、来年2月
からは現在行なっているような定期的な支援はせず、活動の
フォローアップ支援のみとする予定です。各障がい児教室と
の打ち合わせでは1年後を見据えた計画を建てる重要性を説き
ました。
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■紛争しか知らない6歳以下の子ども8,000万人以上
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ユニセフは、世界で7歳未満の8,670万人以上の子ども達が、
誕生からずっと紛争状態の中で暮らしており、脳の発達に対
する高いリスクに曝されていると発表しました。これは、世
界中で7歳未満の11人に1人が、脳の発達にとって最も重要な
時期に紛争下で育っていることを示しています。
子どもの脳は2億5300万個の脳細胞「機能性ニューロン」を
持って生まれてきます。生まれてからの7年間、毎秒1,000個
を活性化させる可能性を持っており、成人の脳として十分な
10億個までに達するかどうかは主に幼少期の発達にかかって
います。それには、母乳育児と幼児期の栄養摂取、保護者に
よる刺激、学習機会、安全で健康的な環境で育ち学ぶ機会な
どが必要です。紛争は子ども達から安全、家族、友人、遊び、
そして日常を奪います。紛争下で暮らす子ども達は多くの場
合極度の心的外傷(トラウマ)を受けており、有害なストレ
スを抱えながら成長するリスクに曝されています。そうした
状況は脳の発達を阻害し、子ども達の認知的、社会的、身体
的発達に著しい長期的な悪影響をもたらします。
国際社会は、こうした子ども達の権利を守り、健やかな成
長を確保するためにも、紛争の早期解決に取り組むだけでな
く、紛争下における人道支援においても子ども達の成育環境
の安定化を図り、紛争終結後に引き続く支援の必要性を共通
認識としなければなりません。
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
2016年2月24日~3月30日確認分
一般寄付(用途指定なし)¥1,065
・自治労本部
・個人1人
カンボジア 計¥8,772
・Yahoo!ネット募金
きしゃぽん 計¥2,997
・自治労大分県本部
・個人4人
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
敬称略。2016年2月24日~3月30日に登録の方
※HPへの掲載は省略
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発行人 伊藤道雄 編集担当 宮原朝香