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エファ通信

2015.12.17 更新

エファ通信148号

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        エファ通信148号
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みなさま
 
前号のエファ通信で告知していました
フェリシモ地球村の基金助成金の応援投票ですが、
不具合により投票ができない状態が続いていたため
仕切り直して再投票することになりました。

投票は昨日より開始しています。
(投票期間12月16日~24日)

詳しくは下記のお知らせ欄に記載しています。

もう内容知ってるもんね~
という方は、ぜひ今↓から投票を!
http://www.felissimo.co.jp/s/kikinouen/

ご協力のほどなにとぞよろしくお願いいたします。

ということで、今年もあと2週間となりました。

この1年、みなさまからのご支援、応援、叱咤激励と共に
事業を進めて参ることができ心より感謝申し上げます。

来年も、
支援地の子ども達と共にエファジャパンも成長しながら
より良い活動のためたゆまぬ努力を続けて参ります。

引き続きみなさまのご支援を賜りますよう
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

(宮)
  
 
 
■■目次■■

○お知らせ○
・再投票!ご協力お願いします!
 ~Facebookのいいね!で助成金決定~
・エファジャパン年末年始のお休みについて
 
○主な動き○
・カンボジア出張報告
・ベトナム活動報告
 
○ちょこっトピック○
・気候変動のツケは子ども達に
 
○寄付情報○
 
○会員情報○
 
 
 
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
再投票です!Facebookのいいね!で助成金決定
——————————————————–
 現在エファジャパンでは、フェリシモ地球村の基金(通販
会社フェリシモによる社会貢献のための基金)に、カンボジ
アにおける寺子屋教室事業への助成金を申請しています。今
回、助成金額の決定に、一般の方々による投票のポイントが
考慮されることになりました。Facebookをご利用のみなさま
には、ぜひ投票へのご協力をお願いいたします。

 投票は下記フェリシモサイトに掲載される「団体一覧表」
のFacebook「いいね!」ボタンでカウントされます。

投票期間は12月16日(水)から12月24日(木)まで。

多くの「いいね!」を獲得できるよう、シェア等でFacebook
のお友達、あるいは団体ページのメンバーのみなさまにもぜ
ひご紹介ください。エファジャパンFacebookページにも投票
のお願いを掲載しておりますので、シェアにはそちらの投稿
もご利用いただけます。

「フェリシモ 地球村の基金」  みんなでプロジェクトを応援!2015
 ■応援投票期間   2015年12月16日(水)~2015年12月24日(木)
 ■応援投票サイト  http://www.felissimo.co.jp/s/kikinouen/
 ■エファジャパン事業名 カンボジア王国プレアビヒア県寺子屋教室パイロット事業

この事業は、現在小学校低学年程度までの授業を実施してい
る国境地帯の寺子屋教室で(寺子屋教室は元々小学校へ編入
するための勉強をするところなのでそれで良かったのですが)、
国境地帯の子ども達が通学可能な公立小学校を増やすのが難
しいことが分かったため、小学校卒業程度までの授業をでき
るようにすることを目的としています。フェリシモ地球村の
基金には、3年生以上の教室を増設するための建設費の助成を
申請しています。

  ※「いいね!」 の投票は上記のリンクのページ(各団体
   の事業が一覧になっているページ)で有効です。
   「詳細を見る」から表示される事業の説明ページにも
   いいねボタンがありますが、一覧のページで投票をお
   願いします。
 
 ■エファジャパンFacebookページ
  https://www.facebook.com/efajapan.org
 
 
エファジャパン事務局年末年始のお休み
—————————————–
エファジャパン事務局は下記の期間お休みとなります。

2015年12月29日(火)~2016年1月4日(月)

新年は1月5日から業務を開始いたします。ご理解のほどよろ
しくお願い申し上げます。
 
 
 
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

カンボジア出張報告
———————
 事務局長が11月25日からカンボジアに出張しています。
 カンボジアの新学期は10月から始まります。首都プノンペ
ンにある国立幼稚園教員養成学校では、1年生190名(12月末
まで募集中)、2年生265名が幼稚園教員になるための訓練を
受けていますが、今年度も地方の貧しい家庭出身の2年次訓練
生25名に10月から10カ月間、月25ドルの奨学金を支給してい
ます。12月4日に養成学校を訪問し、奨学金支給訓練生の確認
を行ないました。

 プノンペンの隣県カンダールの村の寺子屋教室は、就学前
児童が大部分を占めていたため、前年度に自治労福岡県本部
のご支援で就学前教室に替えることができました。教室の備
品や教材は前年度にそろえることができたので、今年度のご
支援で古い教室を取り壊し、新しく簡易教室を建てる予定で
す。今までは寺子屋教室教員の高床式廃屋の床下(地上部分)
を使っていましたが、個人の所有地に新しい建物を建て、教
室として使い続けることができるか保証が必要なため、村の
住民とも十分話し合ってから建設を始めることにしました。

 プノンペンで国境地帯の寺子屋教室で配る学用品を購入し、
12月7日にパートナー団体SCADPのセンターがあるプレアビヒ
ア県のスロアエムに移動しました。
 7月から9月にかけて国境地帯で行なった調査の結果、他の
地域の寺子屋教室が目的としている、教室で初等教育の基礎
を学んでから公立小学校に編入することは、地域に公立学校
が不足しておりこの先も不足が解消される見通しが立たない
ため非常に難しいことが判明しました。したがって、小学校
への編入準備という従来の目的を変更し、寺子屋教室で非公
式に6年間の初等教育を修了させることをこの地域での目標と
し、そのためのパイロット事業を1カ所で始めることにしまし
た。
 12月10日、パイロット事業を実施するチャーティールコン
村の寺子屋教室で、首都プノンペンの公立小学校から入手し
た学年末テストを使って、クラス編成を行ないました。各ク
ラスの生徒には、今後は公立小学校の教科書を使って授業を
進めます。12月11日からは、他の寺子屋教室13カ所への学用
品配布を始めました。
 パイロット事業は自治労九州地区連絡協議会(九州地連)
からのご支援、他の寺子屋教室への学用品配布は自治労兵庫
県本部からのご支援です。
 パイロット事業で学年別の授業を有効に進めるため、教室
増設の資金を『フェリシモ地球村の基金』に申請しています。

○関連情報・写真

・幼稚園教員養成学校2015年度奨学金支給訓練生に面会
 https://www.efa-japan.org/?p=10488

・プレアビヒア県の国境地帯で非公式初等教育パイロット事
 業を開始
 https://www.efa-japan.org/?p=10499
   
 
ベトナム活動報告
——————-
 自治労東京都本部障害労働者連絡会議のOB・OGと現職の有
志メンバーが中心となって設立したNPO東南アジアの障害児に
車椅子を贈る会(http://okurukai.la.coocan.jp/)の7名がハ
イフォン市を訪問されました。ハイフォン市では連合愛のカ
ンパから支援を受けているティエンラン町障がい児教室と、
自治労岡山県本部から支援を受けているフンティエン村障が
い児教室の活動を視察され、その後、障がい児教室の運営改
善に向けて、エファジャパンの協力機関であるハイフォン市
児童ソーシャルワークセンターとの意見交換も行ないました。

 また今回は訪問メンバー7名の方が、当会の活動の一環とし
てメインテナンスした中古の車椅子4台を日本から持って来て
くださり、大人1人、子ども3人に寄贈しました。ベトナムで
は大人用と子ども用の車椅子の区別はなく、オーダーメイド
で注文することもほとんどないため、特に子ども達は自分の
背丈に合った車椅子がなかなか見つかりません。また、ベト
ナムで購入すると車椅子1台当たりの価格は安価ですが、品質
が良いとは言えません。今回はエファジャパンが車椅子を必
要としている人達の障害の種類や身長、体重を予め調べ、東
南アジアの障害児に車椅子を贈る会に推薦した後、当会のメ
ンバーがそれぞれの体型に合った車椅子を日本で探し持って
来てくださいました。ベトナムでは入手が困難な、自分の体
型に合った、高品質の車椅子を寄贈された障がい児・者達や
その家族はとても喜んでいました。

○関連情報・写真

・東南アジアの障害児に車椅子を贈る会がエファの支援地を
 視察、車椅子を寄贈
 https://www.efa-japan.org/?p=10458
  
 
 
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 
気候変動のツケは子ども達に
—————————— 
 洪水の発生頻度が極めて高い地域に住む子どもは5億人以上、
また、1億6千万人の子どもが厳しい干ばつが発生する地域で
暮らしている、とユニセフ(国連児童基金)が報告しました。
パリで開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国
会議)では、地球温暖化による海面上昇で水没の危機に直面
する小さな島国諸国が、温室効果ガスの排出削減に法的拘束
力を求めて交渉が難航しましたが、会議直前に発表されたユ
ニセフの報告書は、多くの物事がそうであるように、気候変
動についても最も深刻な脅威に直面するのは最も不利な立場
に置かれたコミュニティであることを明らかにしています。
 気候変動が干ばつや洪水、その他の自然災害を増加させる
ことは科学的な共通認識となっています。そしてこれらの気
象現象は今後何十年にも渡って子ども達を大きな危険に晒す
ことは間違いありません。突然の自然災害で命を落とす、あ
るいは健康を害するだけでなく、その後の環境悪化が栄養不
良やマラリア、下痢などの蔓延を引き起こし子ども達の命が
危険に晒されます。また、気候変動の影響は誰に対しても平
等にあるわけではありません。洪水や干ばつの頻度の高い地
域は、それ故に往々にして貧困率が高く、水・衛生などの基
本的サービスが脆弱な地域と重なっており、元々自然災害を
耐える力の弱い人々が最もその危険が高い場所に住む結果と
なります。

 「今の子ども達は、この報告書を読んでいるほとんどの人
々よりも長生きをする。気候変動の影響はまだ現れ始めたば
かりであり、現在の子ども達、そしてその先の世代の生涯に
かけて状況は悪くなっていく見込みである。今の時点で我々
が行なう決定が、我々の子ども達の人生を左右する大きな影
響を与えることになる。」と報告書は述べています。
 COP21は12月12日、1997年の京都議定書以来18年ぶりに対策
をまとめ、2020年以降の地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」
を採択しました。史上初めて途上国も含む全ての国・地域が
温室効果ガスの排出削減に参加し、自主目標に基づく実施と
国連に対する報告の義務を負いますが、目標達成の義務化は
見送られました。この協定では産業革命前を基準として気温
上昇を2度未満に抑える目標を掲げたうえ、更に1.5度以内と
より厳しい水準へ努力するとしています。気温上昇が2度を超
えると、異常気象などの様々な影響が現れると指摘されてい
ます。
 
 
 
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
 
 2015年11月25日~12月15日確認分 

カンボジア 計¥131
・Yahoo!ネット募金
 
 
 
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 
 敬称略。2015年11月25日~12月15日に登録の方

 ※HPへの掲載は省略
 
 
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発行人 伊藤道雄   編集担当 宮原朝香