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エファ通信

2014.12.18 更新

エファ通信136号

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      エファ通信136号
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みなさま

今年最後のエファ通信です。
2014年も残りあと2週間。
みなさまにとってどんな1年でしたでしょうか。

エファジャパンでは、
理事長の交代、10周年記念イベントと
大きな出来事が続きましたが
おかげさまで無事今年を終えることができそうです。

事務局内で打ち合わせをしていると
ここを直したい、あれを変えたらもっと良くなるんでは
と思うことが色々と出てきてちょっと焦るのですが、
きちんと中身を整理して来年の目標にしよう
と前向きに考えることにしています。
(目標は具体的にすると頑張れる気がします。単純?)

年明けには新しくカンボジア駐在員が着任する予定もあり
(後日きちんとご紹介します)
今年迎えた様々な変化が来年以降の飛躍につながるよう
焦らず弛まず活動を続けていきたいと思います。

本年もご支援いただき誠にありがとうございました。
みなさま、良い年をお迎えください。

(宮)

 
 
■■目次■■

○お知らせ○
・エファジャパン事務局年末年始のお休みについて

○主な動き○
・ハイム化粧品 スマイルご縁(5円)活動
・カンボジア、タイ出張報告
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告

○ちょこっトピック○
・エボラの陰で教育の機会を失う子ども達

○寄付情報○

○会員情報○ 

 

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

エファジャパン事務局年末年始のお休みについて
————————————————-
 年末年始、エファジャパン事務局は下記の期間お休みさせ
ていただきます。新年は1月5日(月)から始業いたします。
この前後はご入金いただいた会費等への領収証の発行にも少
しお時間をいただく可能性がありますが、なにとぞご容赦の
ほどお願いいたします。

エファ事務局休業期間:12月27日(土)~1月4日(日)

 

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
 
ハイム化粧品 スマイルご縁(5円)活動
————————————-
 ハイム化粧品様より、スマイルご縁(5円)活動での2013年8月
~2014年7月分の寄付をいただきました。スマイルご縁(5円)活
動は、ハイム化粧品の白い石けん、はみがきホワイト1個の売
り上げにつき5円をエファジャパンへ寄付いただける社会貢献
活動です。今年度は48,000円をご寄付いただきました。
 2009年から毎年継続していただきましたこのスマイルご縁
(5円)活動は今回で一旦終了となります。長らくご支援いただ
きまして誠にありがとうございました。

タイ・カンボジア出張報告
—————————-
 11月25日、約1年ぶりにタイ・メーソットにあるミャンマー
からの移住労働者子弟の教育施設パラミ・ラーニングセンタ
ーを訪問しました。自治労中央本部が実施する運営支援のモ
ニタリングが目的です。
 現在の児童数は590人余り、タイ政府とミャンマー政府から
も正規の初等教育と認定されるようになりました。

12月3日から、カンボジア・プレアビヒア県の国境地帯にあ
る寺子屋教室登録児童への学用品配布を始めました。合計14
カ所で、ノート8冊、えんぴつ4本、消しゴム1個、鉛筆削り1
個を950人に配ります。自治労兵庫県本部と自治労九州地区連
絡協議会からのご支援です。 どうもありがとうございます。
 来年1月末からは、日本人駐在員がプレアビヒア県の国境地
帯に滞在します。各教室の詳細な情報を収集し、本格的な支
援の準備を始める予定です。

ベトナム活動報告
——————-
 毎年、自治労の皆様には自治労布袋を6,000枚~7,000枚ご
注文いただいています。自治労布袋は、「アジア子どもの家
プロジェクト」事業の一環で、1995年にベトナム・ハイフォ
ン市に建てられた児童保護施設「ベトナム子どもの家」やそ
こで行なわれている職業訓練を受けた子ども達の自宅などで
製作されていました。これらの自治労布袋の販売による収益
は、製作に携わった困難な状況にある子ども達の生活費や
「ベトナム子どもの家」の運営・活動費に充てられてきまし
た。しかし、2012年8月に「ベトナム子どもの家」がハイフォ
ン市児童ソーシャルワークセンターに改編されたこと、「ベ
トナム子どもの家」で職業訓練を受けた子ども達が既に大人
に成長したこと、及び自治労とエファジャパンはハイフォン
市での活動の重点を障がい児支援に移していることから、今
後はハイフォン市聾学校に自治労布袋の製作を依頼する予定
です。
 これまで自治労布袋のデザイン(絵柄)は手刺繍で作られて
いましたが、ハイフォン市聾学校の子ども達が手刺繍をする
のは難しいことから、今後、デザインはプリントします。
 現在、エファジャパンは、ハイフォン市聾学校やプリント
会社と縫製やデザインの製作に向けた最終調整を行なってお
り、来年初めから製作に取り掛かる予定です。お買い求め頂
いた収益は、製作に携わった子ども達の生活費やハイフォン
市聾学校の活動費に充てられます。引き続き、自治労布袋へ
のご関心をよろしくお願いします。

ラオス活動報告
—————–
 保育士や看護師、保健師など子ども関係の仕事に携わる自
治労広島県本部のメンバー13名が12月6日~12月10日にラオス
を訪問しました。自治労広島県本部は本の出版数が少ないラ
オスを支援するため、ラオスで図書出版支援事業を行なって
いる日本のNGO「ラオスのこども」と協力し、絵本「はだしの
ゲン」のラオス語版を3,000部出版しました。今回のラオス訪
問では、図書館や小学校、子ども文化センターなどで出版し
た本の寄贈を行なった後、広島県本部から子ども達に歌や紙
芝居の出し物をしていただいたり、日本から持ってきた道具
で子ども達と一緒に遊んだりして交流を深めました。ツアー
のメンバーの方と子ども達は、言葉は通じなくても直ぐに打
ち解けあい、子ども達も楽しんでくれていました。

○関連情報・写真

・自治労広島県本部がラオスで出版した絵本を寄贈
 https://www.efa-japan.org/?p=9625

 

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 
エボラの陰で教育の機会を失う子ども達
—————————————–
 エボラは人の健康と生命を脅かすだけでなく、教育をも犠
牲にします。国際的な運動体“ア・ワールド・アット・スク
ール”(国連世界教育特使で元英国首相ブラウン夫妻が主導)
と、“教育のためのグローバル連合”が共同で行なった調査
によると、エボラの感染拡大を防止する目的で多くの学校が
無期限の休校になり、ギニア、リベリア、シエラレオネなど
の西アフリカで500万人近い子ども達が通学できなくなってい
ます。1年以上学校から離れていた子どもはそのまま退学して
しまう可能性が高く、さらにエボラで家族を失った心の傷や
稼ぎ手を失い家計が苦しくなることも重なり、非常に多くの
子ども達が二度と学校に戻って来ない事態になりかねません。
これは、もともと識字率が低く、さらに内戦からようやく学
校制度が復活し始めたこの地域の、何年にも渡る教育制度の
進展があっという間に元に戻ってしまう危険を示唆していま
す。
 家族がエボラに感染した子どもの多くが、感染を恐れる残
りの家族・親戚から見捨てられる状況があります。さらに、
学校に通っていない子ども達は、暴力、暴行、児童結婚、児
童労働、兵士への徴用や売春など、生命を脅かす、多くの場
合違法である様々な行為の犠牲になるリスクに晒されます。
報告書では、こうした子ども達に安全な教育環境(学校)を
提供することが命を守り、公衆衛生やエボラによる社会経済
的な影響を適切に管理することにつながるとしています。そ
のためには、学校再開までの間ラジオやインターネットなど
を使った臨時授業を実施したり、休校中の教員の給与を補償
すること、学校の殺菌やエボラに関する教員への教育・訓練
等の十分な準備を行なった上で安全な学校をなるべく早期に
再開し、生徒への心身の健康管理を学校で行なうこと、また、
基本的な予防衛生の処置を学校で行なうことなどに、地域の
関係機関が連携して取り組む必要があると提言しています。
短期的には、教員や学校を通してエボラ感染拡大から身を守
る重要な情報を提供でき、長期的には、教育により子ども達
が貧困に陥ることを防ぎ、また、予防できる病気で死んでし
まう危険から子ども達を守ることにつながるということです。

 

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 2014年11月27日~12月17日確認分 

一般寄付(使途の指定なし)¥48,520
・ハイム化粧品
・個人1人

カンボジア 計¥361
・Yahoo!ネット募金

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 敬称略。2014年11月27日~12月17日に登録の方
  
 ※HPへの掲載は省略
 

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発行人 伊藤道雄   編集担当 宮原朝香