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エファ通信

2014.07.31 更新

エファ通信131号

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エファ通信131号
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みなさま

関東でも真夏の暑さが戻ってきました。
みなさん元気に過ごしていらっしゃるでしょうか。

さて、来月エファグッズに
カンボジアからの商品が加わります。

これまでもちょこっとFacebookで紹介してみたり、
集会などでエファグッズを販売していただいた時に
少しまざっていたりしたのですが、
今回少しだけHPにも掲載できることになりました。

ベトナム子どもの家が児童保護施設としての役割を終え
それに伴い職業訓練での刺繍雑貨の製作も終了することになり、
それに代わるようにエファジャパンでは支援地の団体支援・育成の目的で
彼らが製作している雑貨を買い上げるようになりました。

それを支援者のみなさんのご協力で販売することで
最終的には支援地の人々の権利保護、生活向上に
役立てられます。

しかし、カンボジアからの製品は
安定的に仕入れることがなかなか難しく、
HPに掲載するまでに至っていませんでした。

今後カンボジアでのエファジャパンの活動は
首都プノンペンから国境地帯プレアビヒアに
主軸を移す計画もあり、
また商品が変更になる可能性もありますが、
少し続けられたらと考えています。

自治労定期大会でも販売しますので
お越しの方はぜひエファのブースを覗いてみてください。
ハンソン顧問もお待ちしております。

(宮)

■■目次■■

○お知らせ○
・新理事長、新顧問よりご挨拶
・年次報告書をお送りします

○主な動き○
・認定NPO法人の取得について(経過報告)
・ベトナム駐在員帰国報告
・ベトナム活動報告

○ちょこっトピック○
・すべての人への尊厳と平等の確保がエイズ撲滅の鍵

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

新理事長、新顧問よりご挨拶
——————————
6月16日のエファジャパン理事会において理事長の交代及び
顧問の任命、理事の交代がありました。新理事長、新顧問よ
りご挨拶申し上げます。

理事長就任のご挨拶
学校が夏休みに入り、日本の子どもたちは海に山へと出か
けたがる季節となりました。
さて、私伊藤道雄は、このたびエファジャパンの理事長に
就任することになりました。私自身、市民の国際協力活動に
30余年間従事し、とくにアジアの国々では子どもや貧農の自
立発展のための助成活動に関わり、これらの子どもや人々に
親しく接する機会を得てきました。一方、エファジャパンの
生みの親となった全日本自治団体労働組合の方々とは、エフ
ァジャパンが設立される前の2002年当時に、「アジア子ども
の家」をご一緒に訪問する機会を得ました。
今なお、1億6800万人の子どもたちが学校に行けずに働いて
います。私が、NGOの世界に深く関わり始めたのも、こうした
子どもたちと30余年前にアジア各地で出会ったのがきっかけ
です。未来の希望である子どもたちが勉強し、潜在能力を拓
き、生き生きとした生活を送れるようにしたいものです。
皆さまと共に、国籍を問わず子どもたちが未来を切り開け
るよう応援して参りたいと思います。

特定非営利活動法人エファジャパン
理事長 伊藤 道雄

顧問就任のご挨拶
皆さまには益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、このたび私イーデス・ハンソンはエファジャパン理
事長職を退任し、エファジャパン顧問に就任いたしました。
理事長在任中、皆さまには多大なるご指導とご支援をいただ
き、心より感謝申し上げます。
エファジャパンの事業は、規模が大きいわけではありませ
んが、子ども達の生活を確実に変えていく取り組みです。立
場は変わりましたが、これからもアジアの子ども達の権利実
現のために尽力して参りますので、引き続きエファジャパン
の活動をご支援いただきますとともに、私達と共に子ども達
の行く末を見守っていただきたく、心よりお願い申し上げま
す。

特定非営利活動法人エファジャパン
顧問 イーデス ハンソン

年次報告書をお送りします
—————————-
昨年度(2013年度)の活動をまとめた「年次報告書2013」
を作成しました。会員とパートナーのみなさまには昨日ゆう
メールにて発送しております。1週間ほど経ってもお手元に届
かない場合はエファジャパン事務局までお問い合わせくださ
い。電子版はエファジャパンHPに掲載しております。その他
ご希望がありましたら郵送いたしますのでエファジャパン事
務局あてご請求ください。

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼?

認定NPO法人の取得について
——————————
エファジャパンでは、認定NPO法人取得のための準備を進め
ています。
認定NPO法人とは、NPO法人のうち、その組織運営及び事業
活動が適正であること、また、公益の増進に資すること等、
一定の要件を満たすものとして、所轄庁(都道府県または政
令指定都市)から認定を受けたものをいいます。認定NPO法人
に寄付をした場合、寄付金控除の対象となり、税制上の優遇
措置を受けることができます。
2012年4月の改正NPO法施行により認定要件が緩和されたの
を受け、エファジャパンも役員増員を行なうなど認定取得に
向けた準備を始めました。認定には過去2事業年度の実績が要
件を満たしていることが必要なため、エファジャパンが所轄
庁へ認定申請を行なうのは、来年度の総会で2014年度事業・
決算報告が承認された後になる予定です。最短で、来年度中
の取得をめざしています。
認定の取得により、支援者のみなさまが寄付しやすい環境
を整え、組織基盤を強化して活動をさらに充実させていきた
いと考えております。
今後ともご支援・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお
願い申し上げます。

ベトナム駐在員帰国報告
————————–
6月中旬~6月末にかけてベトナム駐在員(ベトナム・ラオス
事業担当)の崎川が日本に一時帰国し、この間、自治労広島県
本部と自治労鳥取県本部を訪問しました。自治労広島県本部
は、今年12月にラオスへのスタディツアーを検討しており、
ツアーの計画について相談させていただきました。本ツアー
では、ラオスの図書館や子ども文化センターを訪問し、自治
労広島県本部が他NGO「ラオスのこども」との協力によりラオ
スで出版した「はだしのゲン(ラオス語翻訳版)」を寄贈する
予定です。自治労鳥取県本部は、ベトナム・ハイフォン市の
児童保護施設アジア子どもの家(ニエムギア子どもの家)で子
ども達の生活支援を2006年~2010年に渡り実施して頂きまし
た。今回の自治労鳥取県本部訪問では、2012年8月に当施設が
児童ソーシャルワークセンターに改編されて以降の活動状況
をご説明し、今後エファジャパンが検討しているハイフォン
市での支援活動などについてお話しました。

ベトナム活動報告
———————
エファジャパンはハイフォン市児童ソーシャルワークセン
ターと協力し、ハイフォン市の3つの地区や村で困難な状況に
ある子ども達を支援しています。7月11日にはその内の一つの
タンズオン村で児童ソーシャルワークセンターの職員が講師
となり、小中学生約80人を対象とした、保護、ケア、教育に
関する子ども関連の法律についての講習を実施しました。
講習では、子どもの権利に関しての説明や麻薬、暴力、
HIV/AIDSなどハイフォン市で深刻な社会問題を取り上げ、こ
れらの被害にあわないようにするための方策や対処法などの
説明もなされました。学校の通常の授業では学ぶことのない
これらの事項について、子ども達は興味深く聞いていました。
講習の半分はクイズ形式で行なわれ、講師の質問に子ども達
は元気に手を挙げ、活発に答えていました。

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□

すべての人への尊厳と平等の確保がエイズ撲滅の鍵
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去る7月20日から25日まで、オーストラリア・メルボルンで
第20回国際エイズ会議が開催され、200カ国以上から参加した
1万3千人以上の代表団により、エイズ撲滅に向けたこれまで
の成果と、国際社会が取り組まなければならない課題につい
て議論されました。会議冒頭では、本会議に出席予定であっ
た、マレーシア航空機撃墜事件で犠牲となった6名への哀悼の
意が表され、会議の共同議長であり、HIVウィルスを発見し
2008年にノーベル医学生理学賞を受賞したフランソワーズ・
バレ・シヌシ博士が「彼らの遺志を引継ぎ、エイズの問題に
取り組み続けることを誓います。暴力も憎悪も我々の取り組
みを止めることはできないことを世界に示しましょう」と述
べました。
世界で、2005年以降2012年までにエイズ関連死は30%削減
されましたが、青少年(10歳~19歳)以外の全世代で減少し
ているにも関わらず、青少年のみ50%増加しています。会議
中ユニセフは、これまで見過ごされてきた青少年への取り組
みが必要不可欠であることを強調しました。
また、会議閉会にあたっての声明では、「エイズ問題を終
結させるためには、誰一人取り残されてはならない」という
メッセージが強く打ち出されました。すべての人に尊厳と社
会正義、平等な保健サービスが保障されなければ、エイズを
撲滅することはできません。世界には貧困や紛争などにより
いまだ効果的な治療への機会を得ることができない人々が多
く存在しており、さらに従来からあるHIV感染者、セックスワ
ーカー、麻薬中毒者等への社会的な偏見や疎外に加え、近年、
同性愛を犯罪として取り締まる法律を制定する国が増加する
などの差別の増長が特定の人々を必要な治療から遠ざけてい
ます。国際社会がこうした問題にどう対応するかが、エイズ
蔓延を抑えるための大きな鍵となるのです。

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

2014年6月26日~7月30日確認分

カンボジア 計\23,827
・個人2人
・Yahoo!ネット募金

きしゃぽん 計\4,707
・自治労大分県本部
・個人 2人

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

※HPへの掲載は省略
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発行人 伊藤道雄   編集担当 宮原朝香