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エファ通信124号
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みなさま
早いもので、今年最後のエファ通信になります。
なぜか、ここ数年は特に時間が過ぎるのが早く感じるようになり
(ええ、年齢のせいですね。分ってますよ。)
さらに、今年自分が何をしたかを即座に良く思い出せない
(ええ、これも年齢のせいですね。分ってます。)
という事実に飽きもせず驚いてしまいます。
仕事でもプライベートでも
済んだことは結構潔く過去のものとし、
あるいはそれが当たり前になり、
出来なかったこととやらなければならないことが
日常の忙しさと共に頭の中の多くの部分を
占めてしまうようです。
でもこんな機会に今年は何をやったかな~
ときちんと振り返ってみると、
思いのほか(それなりに)色々やっていたな
と記憶が蘇ってきました。
「自分を褒めてあげたい」と言った
オリンピックメダリストのような頑張りも成果もありませんが、
細かく自分の行動を認めて「褒めて育てる」
を少し自分自身で実践してみるのも良い気がしています。
(まだ伸び代があるかどうかは別として…)
今年の自分はどんなだったか、
みなさんも思い返してみてはいかがですか?
(宮)
■■目次■■
○お知らせ○
・エファジャパン事務局年末年始のお休み
・古本リサイクル募金ご利用ください
○主な動き○
・タイ出張報告
・ラオス活動報告
○ちょこっトピック○
・特定秘密保持法に懸念示す国連
○寄付情報○
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆エファジャパン事務局年末年始のお休み
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エファジャパン事務局の年末年始のお休みは
2013年12月28日(土)~2014年1月5日(日)となります。
ご不便をおかけいたしますが、ご寛容のほどお願い申し上げ
ます。みなさま、良い年末年始をお過ごしください。
◆古本リサイクル募金ご利用ください
————————————-
不要になった本でエファジャパンに募金しませんか?古本や
CDなどを嵯峨野株式会社に送ると、買取価格をそのままエフ
ァジャパンへの寄付にすることができます。流通価格が低く
買い取りが難しいものも、極力リユース・リサイクルに回さ
れます。5点以上で送料無料。年末の大掃除にぜひご活用くだ
さい。詳しくはこちら↓
・古本リサイクル募金 エファジャパンきしゃぽん
https://www.efa-japan.org/?page_id=8043
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆タイ出張報告
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11月下旬、事務局長大島がタイに出張しました。タイのメ
ソートにあるパラミ・ラーニングセンターは、ミャンマーか
らの移住労働者の子ども達のための教育施設です。2011年か
ら自治労大阪府本部が施設整備の支援を行なっており、3年目
の支援として、生徒の通学に使用する中型トラックを寄贈し
ました。11月30日には、大阪府本部の執行委員長と書記次長
が現地を訪問し、贈呈式を実施。このトラックのおかげで、
一度に運べる生徒数が増えるため、全生徒の送迎時間が短縮
されると同時に、これまでレンタルしていた通学用小型トラ
ックが不要となるため、経費も節約できます。12月3日から生
徒の通学用に運用を始めました。これまでは、全生徒を運ぶ
のに小型トラック3台が3往復していましたが、今後は寄贈し
たトラックと小型トラック2台が2往復すればよくなりました。
○関連情報・写真
・タイ パラミラーニングセンターへ寄贈
https://www.efa-japan.org/?p=8745
・パラミラーニングセンターのトラック運用開始
https://www.efa-japan.org/?p=8749
◆ラオス活動報告
——————
12月8日~12月12日に自治労九州地連幹事会一行10名がラオ
スに視察に訪れました。12月9日には、ラオスの首都ヴィエン
チャン都からバスで6時間かけて、ラオスの南東に位置するカ
ムワン県へ行きました。カムワン県では、始めに貧困や両親
がいない等の理由で自立して学校に通えない中高生の子ども
達が政府の援助で学んでいるカムワン県少数民族学校を訪ね、
ノートや鉛筆、ペンなど一年間勉強に困らないくらいの学用
品を全生徒376人に支援し、デスクトップパソコン2台、スポ
ーツ用具などを学校に寄贈して頂きました。また、今年の2月
に同地連からのご支援で学校の敷地内に建設したトイレ兼水
浴び用小屋の状況を確認して頂きました。
その後、2008年1月~2011年12月に自治労大分県本部にご支
援頂いたカムワン県子ども文化センター(CCC)を訪問し、民族
舞踊やラオスの伝統儀式バーシーなどでカムワン県CCCの子ど
も達と交流しました。
翌日には2010年7月~2012年5月に同じく自治労大分県本部
のご支援により実施されていたカムワン県CCCのジュニアリー
ダー(JL:年少の子ども達をリードし、先生の補佐をするCCC
の年長の子どもボランティア)による不発弾啓発活動を郊外の
小学校で再度実施し、ご支援によりどのような活動が行なわ
れていたかを見学しました。
12月11日には、ルアンパバン県の県CCCを訪問しました。自
治労佐賀県本部は10年以上に渡り、ルアンパバン県CCCを継続
的に支援しており、今年度は自治労九州地連幹事会一行のラ
オス視察中に自治労佐賀県本部の原口執行委員長が直接ルア
ンパバン県CCCに伝統楽器などを寄贈しました。ルアンパバン
県CCCのJL達は、寄贈された伝統楽器で早速演奏を披露してく
れました。
12月16日にはルアンパバン県の農村地域の小学校内に個人
のご支援で設置された3つのコミュニティ図書室をモニタリン
グし、新しい本を寄贈しました。これらの図書室は2年前にも
エファジャパンの職員がモニタリングに行きましたが、2年前
と比べて驚くほど運営状況が改善されていた図書室もあれば、
図書室担当の教師が代わり、図書室運営について全く経験・
知識のない教師が担当しているケースもありました。図書室
をもっと綺麗に活発に使用してもらうためにも、図書室担当
教師に対する運営研修実施の需要が特に高いことが分かりま
した。
○関連情報・写真
・自治労九州地連幹事会一行が
少数民族学校に学用品などを寄贈
https://www.efa-japan.org/?p=8763
・自治労佐賀県本部が
ルアンパバン県CCCに伝統音楽楽器などを寄贈
https://www.efa-japan.org/?p=8791
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■特定秘密保持法に懸念示す国連
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国連人民高等弁務官事務所(
OHCHR)は11月22日、表
現の自由と健康の権利を担当する2名の国連独立人権専門家
による、日本の特定秘密保持法案(当時)に対する深刻な懸
念を表明しました。
表現の自由を担当するラ・ルー氏は、透明性は民主政治の
核心を成す要件のひとつであり、この法(案)は秘密保護の
根拠を極めて広範かつ曖昧に定めているだけでなく、内部告
発者や機密を報道するジャーナリストに対する深刻な脅しを
含んでいると述べています。さらに、公務に関する秘密保持
が許容されるのは、相当な被害が及ぶ危険が明白で、かつそ
の被害が機密情報に市民が触れることの利益を上回る場合の
みであると強調し、当局により秘密保持が必要であると確認
できる例外的な場合においても、その当局の決定に対する独
立機関による審査が不可欠である、としています。ラ・ルー
氏は情報の漏洩に関して法(案)が定める罰則について特に
注意を促し、「公的機関による法律違反や不当行為に関して
の機密情報を、善意により漏らした公務員は法的制裁から守
られるべき」であり、「その他ジャーナリストや市民社会の
代表を含め、それが公益にかなうという信念から機密情報を
得たり拡散したりした個人も、それにより他の個人を重大で
差し迫った危険にさらさない限り制裁を受けるべきではない」
と言っています。
一方、昨年来日し、福島第一原発事故への対応について調
査した、健康の権利を担当するアナンド・グローバー氏は、
災害時においては全面的な透明性が常に確保されている必要
性があると強調しました。「特に大災害の場合には、人々が
自分の健康に関して十分な情報に基づく判断を下せるよう、
タイムリーで一貫性のある情報が提供されることが不可欠で
す」
さらにこの2人の専門家は、「日本を含め、ほとんどの民主
主義国は国民の知る権利をはっきりと認識しています。例外
的な状況では、国家の安全を保障するために機密の保護が必
要になり得るとしても、人権保護の基準は、情報の最大限の
開示という原則を常に公務員の行動指針としなければならな
いことを定めています。」と締めくくっています。
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
2013年11月27日~12月18日確認分
カンボジア 計\6,116
・Yahoo!ネット募金
きしゃぽん 計\12,877
・鳥取県職員連合労働組合
・個人 2人
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
敬称略。2013年11月27日~12月18日に登録の方
※HPへの掲載は省略
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発行人 イーデス・ハンソン 編集担当 宮原朝香