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エファ通信106号
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みなさま
とうとう事務局引越しの日が迫って参りました。
あと2週間弱です(詳細はお知らせ欄で)。
とは言え、今日まではベトナムからの布袋の仕分けや
書き損じハガキポスターの梱包などの作業があり
それに伴いダンボール箱もたくさん積み上がっているので
引越しの準備はほとんどできません。
ということで、明日から短期決戦で事務所の片付けを始めます。
引越し先は、市ヶ谷駅から徒歩約15分(現在の3倍)、
現事務所からは徒歩10分の、靖国通り方面にあります。
1フロアに1テナントの建物で、
事務所面積は現在よりちょこっとだけ広め。
地震対策が主な目的の今回の引越しでは
引越し先の家具はほとんどを床にボルトで留め、
上置きの家具には転落防止を施すなど
万全の構え(笑)となる予定です。
ついでに、そこかしこにダンボール箱が置かれている
現在の倉庫然とした雰囲気を脱し、
きちんと整理された事務所へと変貌できればと思っています。
駅からは遠くなってしまいますが、
より安全に、美しく(?)なるエファジャパン事務局に
機会がありましたらぜひお立ち寄りください。
(宮)
■■目次■■
○お知らせ○・エファ事務局引越し日程のお知らせ
・書き損じハガキポスターNEW!
○主な動き○
・自治労中央委員会にブース参加
・エファジャパン2012年度会員総会報告
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
○ちょこっトピック○
・南スーダン国軍 児童兵士解放に合意
○寄付情報○
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆エファ事務局引越し日程のお知らせ
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以前よりご案内しておりました、エファジャパン事務局の
引越日が決まりました。
日程:2012年7月11日(水)
新住所:〒102-0074
千代田区九段南3-2-2 九段宝生ビル3階
引越し当日(7月11日)は、時間帯によっては電話が通じな
いことがあります。また、メールなどへの返信については翌
日以降になる可能性が高くなりますので、ご寛容のほどなに
とぞよろしくお願いいたします。
◆書き損じハガキポスターNEW!
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書き損じハガキ募集ポスターの新しいデザインのものが完
成しました!7月からHP等への掲載、配布を開始いたします。
今回もデザインボランティアさんにデザインしていただきま
した。エファジャパンの書き損じハガキ収集のキャラクター
である“ぞう”と、手をつないだ子ども達が描かれたほんわ
かした雰囲気のポスターに仕上がっています。
印刷用のPDFやWebページ、機関紙などでご利用いただける
画像データももうすぐHPからダウンロードしていただけるよ
うになります。ぜひ職場内での告知などにご利用ください。
今後とも書き損じハガキの収集にご協力いただきますようお
願い申し上げます。
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆自治労中央委員会にブース参加
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自治労は5月24~25日、第144回中央委員会を福島市で開催、
中央委員と傍聴参加者を含めて約800人が参加しました。
エファジャパンは、会場でベトナムの刺繍入りTシャツを
販売し、売り上げ全額と募金箱へのカンパの合計17,315円を
大震災と原発事故の復旧・復興に取り組む自治労福島県本部
に寄付いたしました。
ブースにお立ち寄りいただいた皆様、どうもありがとうご
ざいました。
◆エファジャパン2012年度会員総会報告
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去る6月12日、2012年度エファジャパン会員総会が開催され
ました。総会では、2011年度の事業報告・決算及び2012年度
事業計画・予算の他、監事の選任、定款の一部変更が承認さ
れました。
監事はこれまでの千葉信夫監事に代わり山形昌弘監事に、
定款は事務局の住所の変更と、役員が増員(理事4名)となり
ました。
また、総会の前後に行なわれた2回の理事会では、理事1名
が交代し、新たに4名の方が理事に就任されました。交代理事
は徳永秀昭氏(自治労中央本部中央執行委員長)から西田一
美氏(自治労本部総合企画総務局長:国際局長兼務)へ。新
たに就任された理事は
・上條直美氏(立教大学異文化コミュニケーション研究科特
任准教授:長年開発教育の普及に尽力されており、開発教
育協会の副代表でもあります)
・木下究氏(公益社団法人東京自治研究センター副理事長:
図書館司書の資格と経験をお持ちです)
・高橋睦子氏(連合副事務局長:日教組出身で、連合では男
女平等と国際関係を担当されています)
・千田真氏(映像ディレクター:通信社の特派員としてカン
ボジア、ベトナムでの駐在経験があります)
です。
会員・パートナーのみなさまには7月に2011年度年次報告書
をお送りいたします。また、同じ時期に2011年度年次報告書、
2012年度事業計画・予算をHPにも掲載いたします。
今年度も、引き続きみなさまのご指導ご鞭撻を賜りますよ
う、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
◆ベトナム活動報告
——————-
ベトナムでは6月1日が子どもの日で、6月を「子ども行動月
間」として、子ども関係の行事が様々な所で行われます。ハ
イフォン市では5月25日に「子ども行動月間」に向けた記念式
典が行われ、ハイフォン市駐在員の崎川が出席しました。
式典では、ハイフォン市で困難な状況にある子ども達のた
めの寄付活動を行っている社会団体や企業の関係者が出席し、
それぞれの支援内容などが紹介されました。エファジャパン
は今回の式典に先立ち、自治労栃木県本部のご支援によるア
ジア子どもの家奨学金基金の増資をエファジャパンの自己資
金から行っており、そのことについての紹介と、今後予定し
ている書き損じはがきによるハイフォン市盲学校への遊具寄
贈について紹介して頂きました。
また、アジア子どもの家奨学金基金から式典会場となった
ハイフォン市キエンアン地区の子ども達10名に奨学金とお土
産を贈呈しました。
6月1日には、子どもの日を祝う催しがニエムギア子どもの
家で開かれ、ニエムギア子どもの家に保護されている子ども
達やここの識字教室で学ぶ子ども達計30名が参加しました。
今回の催しでは、ハイフォン市の大学生ボランティア22名が
司会・進行を務め、歌や手品、ゲームなどをして子ども達を
楽しませていました。また、参加した子ども達にはハイフォ
ン市児童保護基金からおもちゃやお菓子の入ったプレゼント
が手渡されました。
6月12日には、4月と5月の発送に続いて、今年最後の第三便
目となる自治労布袋2,300枚をニエムギア子どもの家からエフ
ァジャパン東京事務所に発送しました。自治労布袋の収益は、
製作に関わった経済的に恵まれない人達の現金収入やニエム
ギア子どもの家の運営費に充てられます。
6月21日には、ハイフォン市のドンクオックビン障がい児教
室で知的障がい児を持つ保護者24名を対象とし、知的障がい
児との接し方やケアの仕方に関する研修と、今後の障がい児
教室の活動についての話し合いを行ないました。参加した保
護者からは、障がい児専門の講師に接する機会が普段ないこ
とから、もっとこのような研修を行って欲しいとの意見が聞
かれました。また、障がい児教室の活動では、職業訓練やス
ポーツ活動を通じたリハビリの実施、地域社会との交流、障
がい児についての専門的教育・訓練を受けた先生の招聘など
が保護者により期待されていることが分かりました。
○関連情報・写真
・ハイフォン市で「子ども行動月間」に向けた式典に出席
https://www.efa-japan.org/?p=7569
・障がい児教室で保護者を対象とした研修を実施
https://www.efa-japan.org/?p=7688
◆ラオス活動報告
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ベトナムと同じくラオスでも6月1日は子どもの日です。6月
1日には、ヴィエンチャン市立図書館の多目的ホールで子ども
の日を祝う催しが開催されました。今回の催しには、ヴィエ
ンチャン都情報文化局長を始め、都情報文化局職員やヴィエ
ンチャン市立図書館関係者が出席し、子ども達とその保護者
計約300人がラオスの伝統舞踊や紙芝居、懸賞付きゲームやク
イズを楽しみました。また、参加した子ども達全員にお菓子
のプレゼントが手渡されました。
子どもの日を祝う催しはラオスでは重要なイベントで、6月
1日に各地で行なわれています。今回のヴィエンチャン市立図
書館の催しでは、自治労東海地区連絡協議会によるヴィエン
チャン市立図書館運営支援事業から、開催費用の一部を支援
しました。
○関連情報・写真
・ニエムギア子どもの家とヴィエンチャン市立図書館で
子どもの日を祝う催しが開催
https://www.efa-japan.org/?p=7600
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
■南スーダン国軍 子ども兵士解放に合意
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今年の3月12日、南スーダン独立後正規の国軍となったスー
ダン人民解放軍(SPLA)が、軍に所属する子ども兵士を全て解
放すると国連との合意書にサインしました。SPLAは、南スー
ダン地域のスーダンからの独立を求める反政府軍で、2011年7
月の南スーダン独立後は国軍となりましたが、SPLAが組織さ
れた当初から子ども兵士を使う政府組織として国連のリスト
に掲載されており、現在でも数少ないひとつとして残ってい
ます。現在SPLA本体には子ども兵士は所属していませんが、
南スーダン独立後正規軍に統合されつつあるいくつもの民兵
のグループ内に、未だ2,000人の子ども兵士がいるとユニセフ
は推測しており、今回の合意ではこうした民兵グループから
も子ども達を解放することが約束されています。
この他、子どもを兵士として採用しようとするSPLA兵士に
対する罰則の規定、全ての階級で子ども兵士採用が停止され
子どもの保護に対する責任が理解されること、SPLA内での子
ども保護の制度化が謳われています。
12歳~18歳と推定される子ども兵士達は、解放後グループ
セラピーを受け社会復帰に備えることになっています。また、
子ども兵士達の家族もソーシャルワーカーと面談し、子ども
が地域社会に戻れるよう、また再度軍に入ることがないよう
話し合いが持たれます。
20年以上紛争の只中にあったこの国のような状況では若者
が収入を得る方法は限られており、兵士になることはその数
少ない選択肢の中のひとつであるため、自分や家族のために
軍に戻るケースは他の国でも頻発しています。
子ども兵士解放を支援するユニセフは、どのように元子ど
も兵士達に軍以外の機会を提供するかという課題に直面して
います。子ども達は解放後、学校に戻るか職業訓練を受ける
機会を提供されます。年長の子ども達は多くが職を求めると
予想されており、南スーダン独立後の建設ラッシュで大工の
需要が高くなっていることから、そうした手に職をつけるこ
とが望ましいと考えられています。職業訓練は一人に2種類が
提供され、どちらかの職種での雇用が不調になっても、もう
一方の職種で可能性を探れるよう配慮されています。
2011年には似たような合意がアフガニスタン、チャド、中
央アフリカ共和国で成立しており、コンゴ、ミャンマー、ソ
マリアが現在国連との交渉中です。
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
2012年5月24日~6月27日確認分
一般寄付(用途を指定しない)計\4,000
・Yahoo!募金
・個人 1人
ようちえん募金 計¥28,050
・個人 2人
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
※HP掲載は省略
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発行人 イーデス・ハンソン 編集担当 宮原朝香