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2020.05.20 更新

【新型コロナウイルス】支援国の状況-ラオスから(2020年5月20日更新)

 

 日本国内では、「新型コロナウイルス感染症」の日々の感染者数も減少傾向にあります。39県では「緊急事態宣言」は既に解除されていますが、コロナウイルスが消失したわけではありません。未だ世界中の医療関係者の皆さん、そしてエッセンシャルワーカーの皆さんが奮闘しておられます。心から感謝いたします。そして、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、現在治療中の皆さんの一日も早い回復をお祈りしています。エファジャパンが支援しているカンボジアのNGO・SCADPへの「緊急支援募金」ですが、多くのみなさまにご協力いただいております。心より感謝しております。
 支援活動を行うラオスの、エファ現地スタッフ、ソンパンより、最新情報が送られてきました。
 5月上旬に外出禁止が解かれたラオスですが、政府より学校の再開が発表されました。第一段階として、各学校の最終学年の生徒が5月18日より授業を再開しました(小学校は5年生、中学校は4年生、高等学校は3年生)。その後6月2日からは、すべての学年の授業が再開される予定です。

学校の再開に当たっては、下記のガイドラインを守ることが指示されています。
1.一教室の生徒は20人以下にする。
2.登校時に検温し、37.5度以上の生徒は授業を受けられない。
3.教室に入る前にハンドジェルまたは石鹸で手を洗う。
4.学校では生徒は常にマスクを着用する。
5.生徒たちに社会的距離をとって生活することを指導する。

 4月12日から5月18日までの間、ラオスでは、新型コロナウイルス感染症の新たな感染者は確認されていません。これまで19人が確認されていて、その内すでに14人が退院し、亡くなった方も報告されていません。