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2020.05.11 更新

【新型コロナウイルス】支援国の状況-ベトナムから

マスクを着けて、二人掛けの机を一人で使用するハイフォン市内の中学生たち

 医療現場の最前線で日々、新型コロナウイルス感染症の治療に取り組んでいるみなさま、そしてライフラインを堅持するため、日夜、奮闘されているみなさま、心よりありがとうございます。感染して亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、現在治療中のみなさまの一日も早いご回復をお祈りしています。
 カンボジアのNGO・SCADPへの「緊急支援募金」には、多くのみなさまにご協力いただいております。「寄付金受領証明書」のお届けが遅くなっておりますこと、お詫び申し上げます。みなさまのご協力が、支援地の子どもたちの、そして私たちの勇気となっております。心より感謝しております。
ベトナム・ハイフォン市で障がい者の自立運動を行う「ハイフォン市生活独立クラブ」のメンバーであり自身も下肢に障がいを持つホアさんから最新情報が届きました。ベトナム全土では2020年5月11日現在、288名の感染者が報告されいますが、海外からの入国者を除く国内での新規感染者は3週間以上、出ていません。それを受け、ハイフォン市では、不要不急の外出禁止が4月28日から徐々に解除されているそうです。まだ営業を認められていないクラブやカラオケなど一部の業種以外は、マスクの着用や消毒、検温などの条件を満たした上で、経済活動を再開しているとのことです。経済状況は大きく落ち込んでいますが、政府からの各種の支援策もあるそうです。
 学校も5月4日頃から段階的に再開されてきています。写真はハイフォン市内の中学生たちです。マスクを着けて、二人掛けの机を一人で使用しています。
 ホアさんは、「十分な注意をしながらも、私たちは、新たに生活をリスタートする段階に来ました!日本のみなさんも頑張ってください」とのメッセージをくれました。