エファジャパンが支援活動を行うラオスの現地スタッフ、ソンパンより、最新情報が届きました。
ラオスでは8月13日現在、新型コロナウイルス感染症の感染者が合計20名、確認されています。(データはWHO・世界保健機関より)亡くなった方は報告されていません。6月2日からは閉鎖されていた国内の学校も、必要な措置をとりながらすべて再開されていました。
例年、ラオスの学校は9月はじめから新しい年度が始まり、6月のおわりで終了しますが、今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、7月終わりまで授業があったそうです。また、今年は夏休み中も臨時の授業が実施されているとのことです。
エファジャパンが支援する首都・ビエンチャン都にあるビエンチャン都立図書館には、夏休み中の子どもたちが多く集まり、勉強や読書をしています。特に臨時授業に参加している児童・生徒たちは、授業が午前中に終わり、その後、日中に仕事をしている保護者が迎えに来ることができる夕方までを、図書館で過ごしています。
図書館で勉強をしていたロウニ―さんは、近くのビエンチャン高校に通う16歳の女の子です。「私は両親と午前7:30頃学校に来て、午前中の臨時授業の後に毎日図書館に来ています。私の住んでいる村はここから遠く、仕事が終わった両親が迎えに来る午後5時半頃までここで勉強をしています。」と話してくれました。「外出するときはマスクをして、手洗いを丁寧にして、コロナウイルスに注意しています。来年は大学受験なので、一生懸命勉強しています。」と、この夏、注意していることと来年の目標を話してくれました。
今年は世界中の子どもたちも、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、いつもとは違う生活を余儀なくされています。子どもたちが未来に希望を持つことができるよう、エファジャパンはこれからも活動していきます。皆様のご理解とご支援を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
エファジャパン事務局